データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

データ復旧コラム

セキュリティ機能付きUSBメモリ

USBメモリをなくしてしまったという経験はありますか?
コンパクトなので場所も取らずに持ち運びも便利なUSBメモリですが、小さすぎてなくしてしまったことに気がつかなかったというトラブルがあります。
USBメモリをなくしてしまうと、そこに保存していた大事な情報が流出する可能性がでてきます。

そんなときに便利なのが、セキュリティ機能付きのUSBメモリです。
パスワードや指紋認証で暗号化され、万が一第三者が使用しようとしたときに、設定されているパスワードが分からなければ中にアクセスが出来ないようにすることができます。


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パスワードの設定以外にも使用できるパソコンを特定のパソコンだけ限定する機能や、指紋認証機能、データをパソコンなどUSBメモリ以外にコピー禁止する機能など、情報流出を防ぐ機能をもった様々なUSBメモリが存在します。
セキュリティ機能が有効になっているUSBメモリから無理やりデータを取りだそうとしても、ファイル自体は暗号化されており、開くことが出来ないようになっています。

ただし、パスワードを忘れてしまった場合は自分でもデータが取り出せなくなるので、データの本体はパソコンに保存し、持ち運ぶ時だけセキュリティ機能付きUSBメモリに”コピー”するようにしましょう。

他にも、データがウイルスに感染して情報が流失してしまうという事態を防ぐことができる、ウイルスチェック機能付きのUSBメモリもあります。パソコン本体にウイルス対策ソフトを導入するのが一番ですが、ソフトが導入していないパソコンにどうしても接続しなければいけない状況下でのウイルス感染を防ぐことができます。

情報漏洩やウイルス被害を防ぐため、セキュリティ機能付きのUSBメモリで対策は出来てもUSBメモリが突然に認識出来なくなることはあります。もちろんセキュリティ機能付きのUSBメモリでもデータ復旧には対応しているので、何かあればお気軽にご相談ください。

USBメモリについて
USBメモリの復旧事例

1TBのSDカード登場

SDカードが発売されて約20年が経過し、ついに1TBの容量を持つメディアが登場しました。

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・Lexar 製品情報

現在のところ日本での発売は未定のようですが、クラス10、UHS-I(U3)、V30(ビデオスピードクラス)となっており、読み取り速度が最大95MB/s、書込み速度が最大70MB/sの高速データ転送が可能で、まさに動画を大量に取り貯めるための仕様になっています。
ビデオスピードクラスとは、最低保証速度を表示したものでV30は「1秒間に最低30MBはデータ転送できる」という意味になります。

一般的には8K解像度の動画を保存する際にはV30~V90、フルHD解像度ではV6~V30が推奨されています。
書き込み速度が遅い場合でも大きなバッファ(一時的にデータを記録するメモリ)があれば、短時間は程度対応できますが、長時間の録画になる場合はより安定した大きな転送速度が必要となります。そのため、最大速度だけではなく最低保障速度も重要になります。
高画質で長時間の動画撮影を考えている場合には、その画質に対応するビデオスピードクラスのSDカードを使用するのが無難といえるでしょう。

・SDアソシエーション スピードクラス規格/動画撮影のための規格

なお、SDカードがどんなに高性能になっても不注意によるデータ消失、意図しない故障によりデータを失ってしまう可能性はあるため、定期的なバックアップを忘れないようにしてください。
トラブルが発生しデータが取り出せなくなった場合には、弊社データ復旧サービをご検討いただければ幸いでございます。

・SDカード/microSDカードの復元事例
・SDカードについて
・SDカードリーダーやアダプタの使い方

接続方式のパラレルとシリアル

パソコン内部のHDDの接続方法には、パラレル接続とシリアル接続の2種類があります。
今では、パラレル接続のHDDはほとんど見かけることがなくなりましたが、どうして変更されてきたのでしょうか。

パラレル接続の場合、IDEケーブルでHDDとパソコンが接続され、HDDの接続部には多数のピン(40pin)が出ています。

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パラレル接続では、多くの信号線を利用するので、一度にたくさんのデータを並行して転送できます。しかし、パラレル接続の場合は、すべての信号が同時に届くよう同期する必要があり、高速化への足かせとなってしまいました。CPUのクロック周波数の増大に伴い、信号線同士のノイズの影響や、信号線ごとの転送速度のずれの影響が発生して、データの転送速度の向上ができなくなっているのです。

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シリアル接続の場合は、7pinの細いSATAケーブルが使用され、IDEと比べると非常にシンプルになっています。
パラレル接続と比べるとシリアル接続では信号線が少なく、一見すると転送速度が不利になるようにみえます。しかし、パラレル接続とは違って同期を取る必要がないため、高速に転送が可能となっています。
たとえるなら、パラレル接続は2人3脚、3人4脚…30人31脚のように横にデータを大量に並べて同じタイミングで一度に送るのに対し、シリアル接続は電車のように縦にデータを並べて一気に押し込むイメージです。

メモリカードにもパラレル接続とシリアル接続があります。
デジカメで利用されている コンパクトフラッシュはパラレル接続、SDカードはシリアル接続です。コンパクトフラッシュ用のカードリーダーを除くと、パラレル接続特有の大量の端子が見えます。それに比べて、SDカードの端子は少なくなっています。
デジカメで4K映像などを撮影するようになって高速な書き込みが必要になり、コンパクトフラッシュでは力不足になりつつあります。そのため、似た形状でシリアル接続となった後継規格であるCFastカードも登場しています。

普段お使いの際には接続形式を意識されることはあまりないと思いますが、パソコンの性能の向上にあわせて、接続する方法も変わってきています。
データレスキューセンターでは接続方法とは関係なくデータ復旧に対応いたしておりますので、なにかございましたら、お気軽にお問い合わせください。

■ハードディスクの種類について
■ハードディスクのデータ復旧事例

バッテリーの寿命はどれくらい?

ノートパソコンや携帯電話、モバイルバッテリーで利用されているバッテリー(リチウムイオン電池)は使用しているうちにだんだんと容量が低下していくことはよく知られています。具体的には携帯電話で使用されている単セルタイプのバッテリーは300回から500回の使用でおおよそ50%~80%程度まで劣化するとされています。ただし、使い方次第ではこの劣化をある程度は抑えることも可能です。
この、300回から500回という回数は単純に充電を行った回数を示すものではなく、0%から100%までの充電を1サイクルとしてカウントします。例えば25%放電してから充電する動作を4回行ったら1サイクルという計算になります。

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リチウムイオン電池以前に使用されていたニッカド電池やニッケル水素電池では、バッテリーを使い切らないうちに充電する"継ぎ足し充電"は、メモリー効果と呼ばれる機能劣化が発生するため厳禁でした。それに対し、リチウムイオン電池はメモリー効果がほぼ発生しないとされており、"継ぎ足し充電"による悪影響は考慮する必要はありません。

同様にバッテリーの過放電や過充電状態も、バッテリーに悪影響を及ぼすものとされていましたが、最近のバッテリーは内部の保護回路等も進化しており、よほど長期間放置しなければ、大きな影響は及ぼさないとされています。
充電完了後も電源をつないだままにしていると多少は寿命に影響を及ぼしますが、この辺りは利便性との兼ね合いになると考えられます。2~3年おきでバッテリーや本体を買い替えることが前提となっているのであれば、その間だけもてばよいという割り切った使い方もお勧めになるでしょう。

リチウムイオン電池の一番大きな悪影響を及ぼすのは"熱"です。とくに満充電の状態で40度を超えるような環境においておくと、あっという間に劣化します。急速充電しながら、動画閲覧などの高い負荷がかかる作業を行うとすぐに高温になるので注意が必要です。

使い込まれたバッテリーは残量表示もずれやすくなります。残り20%の表示だったのに突然電源が落ちるなどの現象が起きることもあります。データの保存や閲覧をしている途中で急にバッテリーが切れてシャットダウンしたりすると、データが壊れてしまうこともよくあります。そういった場合は弊社のデータ復旧サービスをご利用ください。

PC/HDDのデータ復旧事例
SDカード/microSDカードのデータ復旧事例

少しの工夫でUSBメモリの破損を防止

記録メディアを使用中に思わぬトラブルに見舞われたり、使用方法を誤ってデータを損失したりするケースは数多くあります。
とりわけUSBメモリについては最近では大容量のタイプも比較的安価に入手できるようになったこともあり、USBメモリをパソコンに挿しこんだ際に落下物がUSBメモリに当たって折れ曲がる、金属製の端子部が本体から外れるなどのトラブルは比較的ご相談をお受けする機会が多いものです。そんなトラブルもちょっとした工夫で防ぐことが出来る方法があります。

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それはUSBメモリを直接パソコンに差し込むのではなく、間にUSB延長ケーブルを経由させる方法です。
USB延長ケーブルを間に経由させることにより、たとえ落下物がパソコンのUSBポート付近に落ちてきても、USBメモリ自体は物理的に離れた場所にあるため、落下物の直撃を免れることが出来るわけです。

また、USBメモリに限らずWindowsパソコン上でUSB接続の記録メディアを「安全な取り外し」を行わずメディアを外してしまい、それ以降認識できなくなるケースも多くお問い合わせを受けます。
通常であれば安全な取り外しを行ってスムーズに取り外しが行えますが、長くパソコンを使っていると、安全な取り外しを行うのに長く時間をとられるようになるケースがあります。必要な時だけ接続してすぐに取り外すようにすれば、処理待ちの時間が短く済み、挿しっぱなしにしていて端子を破損するトラブルも防げます。

このようにほんの一例ではありますが、ちょっとした工夫や違った方法をとることでデータ損失のトラブルを回避することは可能です。
しかしながら、記録メディアは壊れても修理は行えず、交換するしかありません。

基本的にはUSBメモリにオリジナルのデータを保存せず、パソコンに保存したデータのコピーのみを置くようにすれば、万が一破損や紛失をしたとしてもパソコンにはデータが残ります。同様に、コピーを保存したUSBメモリはパソコンが壊れたときの保険にもなります。

それでも、データ損失のリスクを完全に回避することは難しいのが実情です。
トラブルに見舞われてしまった場合は、お気軽にご相談ください。

■初心者窓口 よくあるトラブル事例
■データバックアップ入門