話題のマイナンバー制度
2016年1月にマイナンバー(個人番号)制度が開始されてから、2023年ですでに7年が経過しました。マイナンバーカード申請のために、市役所などで行列ができている様子がニュースにもなりました。
マイナンバーは行政機関における情報を統合して管理しやすくするもので、複数の機関が連携することで公的な手続き等を簡素化し、利便性を高めるとされています。この番号ひとつで税金、保険、年金などが管理されるようになります。
■総務省「マイナンバー制度」
■日本年金機構におけるマイナンバーへの対応
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一方マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)の確認と本人確認が同時に行える唯一の書類で、氏名、住所、生年月日、性別などが記載された、顔写真付きのプラスチック製のカードのことをさします。
マイナンバーカード普及のためのマイナポイント付与事業で初めてマイナンバーのことを知った人の中には勘違いしている方もいるようですが、制度自体はすでに開始されています。つまりマイナンバーカードを手にしていなくても、すでにマイナンバーは国民各個人に割り当てられており実際に運用されています。
マイナンバー制度とマイナンバーカード、この両者の違いをまず抑えておきましょう。
■マイナポータル デジタル庁
■マイナポイント事業 総務省

次回「マイナンバーカードについて」に続きます。