先日、Fujifilmが最新世代の磁気テープ「LTO-9」の発売を発表しました。
■「FUJIFILM LTO Ultrium9 データカートリッジ」新発売 
第8世代のLTO-8の一巻あたりの容量12TB(圧縮時32TB)から、一巻あたり18TB(圧縮時45TB)への大容量化が実現しています。またLTO-9は容量だけでなく圧縮転送速度は最大1,000MB/秒となり、大容量なデータをより高速で書き込み可能になっています。

磁気テープはデータ保管時に常時の通電の必要がない事から、HDDと比較して二酸化炭素の排出量を大幅に削減できるというSDGsにあった製品です。またアクセス頻度の低いコールドデータをウイルス感染などのリスクから守ることが出来るなど、大容量データを低コストで安全に長期保管できるという利点から、テープの需要は高まっています。
さらに加速評価試験では磁気特性が50年以上は安定すると評価されています。
LTO
また発売にあわせて、LTO-10以降のロードマップも発表されています。第10世代が36TB(圧縮時90TB)、第11世代が72TB(圧縮時180TB)、第12世代が144TB(圧縮時360TB)となり、さらなる大容量化の目標が掲げられています。
ただし、LTO-9もロードマップ上では24TB(圧縮時60TB)という予定でしたので、計画通りにいくとは限りません。
ちなみにHDD場合、Seagateの発表したロードマップでは、2023年に30TB以上、2026年までに50TB、2030年には100TBと計画されています。

デジタルコンテンツの増加にあわせて、これからもメディアの大容量化は続いていくようです。テープは頻繁にアクセスする必要がないデータや、世代ごとのバックアップデータの保管に向いており、HDDは頻繁にアクセスするデータ保管に向いているとされています。
テープの長所を利用して、今後のデータのバックアップや過去のデータの利用などをお考えの場合、データレスキューセンターでは、カタログの作成、データの集約などの対応が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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