ストレージとして主流となったSSD(ソリッドステートドライブ)ですが、従来のHDD(ハードディスクドライブ)とは違った特性がいくつもあります。SSDのおすすめの使い方や注意事項について解説します。
■SSDについて

まずSSDの大きな特徴としては、読み込みに比べて書き込みが苦手で、特に書き換えの場合は速度も遅くなるということがあります。これはSSDの仕様上の制限で、書き換えの際は直接データを変更しているのではなく、一度別の場所に書き写して修正してまた戻してというような面倒な手順をとっているためです。
SSDに対して頻繁な書き換えは寿命を縮めるということもよく注意に挙げられます。ただし寿命については、数百GB以上での書き換えを毎日のようにするというような極端な使い方でない限りは、そこまで気にすることはありません。
SSD1[いらすとえいと]
もちろん頻繁な書き込みが発生する、例えばキャッシュドライブ的な使い方はやはりSSDには不向きです。書き換えが中心の使い方ではせっかくの性能を生かしきれません。一度書き込みしたら書き換えがほぼ発生しない画像や音楽、映像などのデータや、あるいは頻繁に読み取りが発生するがその際のタイムラグが少ないほど快適になるゲームのデータだとSSDの性能が効果的に発揮されます。
もしHDDとSSDを併用しているような環境でしたら、SSDはシステムのインストール先に使用し、ゲームやofficeなどのプログラムや一般的なデータファイルなどの保存するようにして、Tempなどのキャッシュフォルダや、Windowsの場合でしたらOSの休止状態(ハイパーネーション)、仮想メモリ、インデクス作成の機能などもOFFにするかHDD側にキャッシュ先を移しておくという設定も環境によってはお勧めになります。
■【Windows 10対応】WindowsのTEMP/TMPフォルダの場所を変更する

また使い込んでいるうちに最近動作が遅くなったと感じるようになる場合はデフラグの実施もお勧めします。デフラグについてはSSDが出始めの時代においてはデフラグ不要論・必要論で議論もありました。従来のWindowsの断片化解消のためのデフラグはあくまでもHDD向けのものであったことや、そもそも断片化の影響が殆どでないなどの事情がありましたが、Windows8以降はOSの対応が変わったので状況に応じて勧められるようになりました。現在では、Windows10において、trim機能としてのデフラグを月に1度ぐらいのペースで行う程度なら有用とされる意見が多いようです。

弊社はSSDからのデータ復旧にも対応しておりますので、トラブルが発生してデータの復旧が必要な場合は是非ご相談ください。

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