写真や動画を撮影後、メモリカードからパソコンに取り込むことは一般的によく行われていますが、データを取り込めばそれでバックアップが完了していると思われていませんか?

結論からいえば答えは「NO」となります。
これはバックアップした「つもり」になっているだけで、実際にバックアップされているわけではありません。
バックアップとは同じ内容のデータを複数に保存しておくことではじめて成立します。要はバックアップとは「複製」することに他なりません。
具体的には例えば、メモリカードからデータを取り込む場合は、パソコン本体内に保存すると同時に、外付けハードディスクやUSBメモリ等の他の記憶媒体にも保存しておくことが重要になります。
毎日行うような作業の場合なら、その都度実施するのも手間がかかりますので、一日の終わりや週単位でまとめてコピーするというようなルーティン作業にしておくこともお勧めになります。外付けHDDなどに付属しているバックアップソフトを使えばそういった作業も自動で行ってくれますのでお試しになってください。

また、データの取り込みの際は「移動」ではなく、「コピー」で行うよう気を付けてください。

copy_and_paste
カット&ペーストを用いてデータを移動させると、移動途中に不具合が発生して、メモリカード・パソコンの両方からデータが消失したというご相談をよくお受けします。それ以外にも、データの移動後に編集や整理をして、誤ってデータを消してしまうことや、取り込み漏れが発覚したなど、そんなトラブルが発生してもコピー元が残っていればいくらでも取り返しはききます。

なお万一データを移動させてしまいメモリカード内にデータが残っていない場合でも、上書きの度合いが少なければ復旧の可能性は十分見込めます。
あきらめてしまう前に、一度データレスキューセンターまでご相談ください。

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