デスクトップパソコンは大きくて場所をとるので、ノートパソコンを利用しているという人は少なくないと思います。デスクトップパソコンにはスリム型と言われている通常のパソコンよりはコンパクトにまとまった小さいタイプもありますが、ノートパソコンと比べるとどうしても場所をとってしまいます。
デスクトップタイプもノートタイプそれぞれにメリット・デメリットがありますが、両者のいいところを合わせたようなパソコンもあります。それがNUC、縦横10cmサイズに収まる超小型パソコンです。
NUCとは「Next Unit of Computing」の略で、2012年11月にインテルから発表された超小型パソコンの規格です。小型で消費電力も小さく静音などデスクトップにはないメリットがあります。ノートパソコンより小型だと性能も低く非力というイメージがあるかもしれませんが、高性能なパーツを搭載することも可能で、ゲームや動画編集など高負荷のかかる処理でもこなしてしまうものもあります。
例えば画面の大きさにこだわりたいのであればモニターだけ大画面のものを用意して、本体はモニターの裏に接続させるなどすれば設置スペースを気にする必要なく大画面の動画鑑賞用パソコンを用意することもできます。


ノートパソコンでも大画面のものはありますが、どうしても選択の幅が小さくなります。NUCの大きなメリットは、自作機をルーツとするので、パーツを組み合わせていくことが前提となっていることです。スペック重視にしてもいいですし、コスト重視の組み合わせでも幅広い中から選定することが可能です。
ただし、これだけ小さなパソコンに高性能なパーツを搭載してしまうと熱処理などの問題も気を付ける必要があります。小さくてどこでも置くことができるので、気を付けていても置き場所によっては熱がこもったり、ついついつけっぱなしにしてしまったりすることがあるので注意が必要です。
NUCはとても小さいので記録媒体も通常のHDDではなくSSDが搭載されていますが、もちろんこのSSDからのデータ復旧にも対応しておりますので、万が一の場合は弊社にご相談ください。
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