Windows7のサポートが終了しました。
今までWindowsOSを新しくする場合、OSを購入してクリーンインストール、もしくはアップグレードする必要がありましたが、Windows10に関しては無償アップグレードが可能となっています。
アップグレードを行う場合は、データを保持したままWindows10へアップグレードが可能となっていますが、環境によってはインストール中に止まってしまいアップグレードが完了しないなどの問題が発生しているため、外付けHDD等にバックアップを行ってから作業を行うことをお勧めします。
また、可能であればアップグレードを行うパソコンとは別にWEB検索ができるパソコン、スマートフォンを用意しておき、問題が発生した場合にWEB検索を行い、手順の確認等が行えるようにしておくことをお勧めします。
インストールメディアを作成しクリーンインストールが可能となっていますが、インストールメディアに使用するUSBメモリ、外付けHDDはデータを削除されるため、データが入っていないUSBメモリ、外付けHDDを使用してください。
Windows7のサポート終了より少し前から、Windowsのインストールメディアに指定してデータが消えてしまった外付けHDDからのデータ復旧依頼が増えています。
復旧できる可能性は十分ありますが、インストール用のデータが書き込まれてしまうため、完全な復旧はできず、上書きされていないデータのみの復旧となってしまいます。
Windows10のアップグレードの詳細な手順のご案内はできませんが、データを誤って消してしまわないためには、以下の手順で作業を行うことをお勧めします。
1.データを外付けHDD(USBメモリ等)にバックアップ
2.バックアップ先の外付けHDD(USBメモリ等)をパソコンから取り外す
3.アップグレード(クリーンインストール)を開始する
4.WindowsUpdate等のWindows10の更新、設定が終わってから、バックアップデータを戻す
アップグレード中に誤ってデータを消された方はバックアップを行った外付けHDDに、OSないし、インストールデータを上書きしてしまった方が大半なので、2の「バックアップ先の外付けHDD(USBメモリ等)をパソコンから取り外す」が重要となります。
もし、Windows10へのアップグレード作業にてデータを消失してしまった場合は、パソコンでの作業を止めて弊社へご相談ください。
■データ復旧事例
■データ保護のススメ