間もなくWindows7のサポートが終了することもあり、お使いのPC のOSのアップグレードを検討されている方もおられるかと思います。
マイクロソフトでは以下のサイトでWindows10のライセンスを持っているユーザー向けに、インストールのためのメディア作成ツールを配布しています。

このツールを用いればお使いのPCを直接Windows10にアップグレードできるだけでなく、USBメモリ等の記録メディアにインストールメディアを作成することが可能です。
インストールメディアの作成時に注意していただきたいのは、PCに接続している外付けHDD等のすでにデータが保存されている記録メディアを誤ってインストールメディアにしてしまうことです。今まで保存していたデータを全て消失させてしまい、データ復旧のご依頼をいただくケースがしばしばあります。
また同様の事例としてとして、すでにデータが保存されている記録メディアにWindowsでは回復ドライブ、MacではTimeMachineを作成してしまったケースもよくご相談を受けます。
※回復ドライブとTimeMachineについては、弊社のサイトで詳細な解説がございます。
■データバックアップ入門
databackup
https://www.rescue-center.jp/primer/backup.html

いずれのケースでも注意しなければいけない点は、バックアップデータやインストール用のデータは、今まで保存していたデータと共存させることができないということです。作成時にはそれまであったデータは全て消されてしまうので、操作を誤らないよう気を付けましょう。
データ消失を防ぐ方法としては、まずデータ保存用のメディアと回復ドライブなどでそれぞれ別物の記録メディアを用意するとよいでしょう。
また、回復ドライブを作成する際は意図せぬ書き換えが発生しないよう、いったんデータが保存された記録メディアはPC本体から取り外したうえで作業をされることがお勧めとなります。

なお、すでに誤って回復ドライブ等を記録メディア内に作成してしまったというケースでも復旧に至ったケースがございます。
あきらめてしまう前に弊社までお気軽にご相談ください。

■よくあるトラブル事例
■データ復旧事例
■データ消失を回避する方法