あおり運転などの影響でドライブレコーダーを搭載した車が増えているといわれています。ドライブレコーダーと言えば前方の映像を録画するものが主流でしたが、後方の録画に対応した物や、360度録画ができるタイプなどさまざまな機能を搭載したモデルが登場しています。
事故の瞬間などを録画できるドライブレコーダーは、2003年ごろからタクシーやバスなどを中心に搭載されるようになりました。自家用車への普及率は2008年の段階で0.1%程度、2015年を超えても10%ほどと高くはありませんでしたが、あおり運転などによる事故の映像がメディアで取り上げられることでドライブレコーダーへの注目が集まり、2018年では30%越えと大幅に需要が増えました。
機能も進化しており、高画質でよりはっきりと映像が確認できるようになっているのはもちろん、死角になる側面までカバーした360度撮影の広範囲録画ができるモデルや、停止中も録画ができる駐車監視機能などを搭載したモデル、バックモニターをドライブレコーダーとして共用するモデルもあります。
また、ドライブレコーダーはその仕組み上、古い映像は新しい映像で自動的に上書きされてしまいますが、事故の瞬間の映像は上書きがされない領域に退避され録画が続いていたとしても消えないように保護できるものや、クラウドへ自動でアップロードするものもあります。
いざという時に役に立つドライブレコーダーの映像ですが、高性能なモデルはまだ一部で、さらに事故の衝撃で動画の再生が正常にできなくなった、気が動転して間違って削除してしまったなどでお問合せをいただくこともよくあります。再生できない動画でも動画の修復処置を行うことで再生できるようになる可能性もあります。また、削除されても上書きが発生してなければ復旧できる可能性は十分にございますので、何かございましたらお気軽にご相談下さい。
■ドライブレコーダー、防犯カメラ、ICレコーダーのデータ復旧
https://www.rescue-center.jp/elementary/vol21.html■ドライブレコーダー、防犯カメラ、ICレコーダーのデータ復旧

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