2021年7月岩手県の企業が密漁を防止するために、水上ドローンを利用する実証実験を始めました。GPSの情報をもとにドローンを自動運航させられるシステムで、カメラを搭載すれば映像を見ながら遠隔操作で操縦することも可能、夜間も自動運航させることで密漁の監視に役立てるとのことです。
■水上ドローンで密漁監視、自動見回りで省人化 岩手県宮古市で実験 - ITmedia NEWS
■炎重工株式会社|事業・製品情報 船舶ロボット

密漁の監視業務はこれまで目視に頼る部分が非常に大きく、漁師など関係者への負担が非常に大きかったといいます。ドローンや画像認識AI(人工知能)を活用した取り組みで、効率よく密漁被害を抑えるための工夫が行われているわけです。
また近年は自然災害が発生した際、ドローンによる被災地の撮影が行われるケースも増えてきました。2021年7月に発生した熱海市の土砂災害の際には、土石流の発生した上流付近や、土砂が流れ込んで立ち入れない場所をドローンで撮影した様子が公開されています。
あまり知られていませんが、2000年の北海道・有珠山噴火の際にも、既にドローンが利用されていたそうです。進入が制限された危険地帯の地形データなどを作成することで、迅速な被害状況の把握に役立てることができたといわれています。
■ドローンが活躍する未来

非常に便利な道具として世界中で活用が進むドローンですが、作業中のアクシデントによる故障・破損は避けられないリスクになります。また事故が起きた際に気になるのはドローンによって撮影、記録されていたデータの安否です。記録メディアはmicroSDカードを使用するモデルが一般的ですが、microSDカードはコンパクトなぶん、非常にデリケートなメディアでもあります。墜落の衝撃や水没による浸水でカードが異常をきたし、データが見られなくなるという事例は決して少なくありません。
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データレスキューセンターでは、さまざまな症状のmicroSDカードからのデータ復旧の事例があります。もちろん、ドローン利用のmicroSDカードや、アクションカメラなどの特殊な動画ファイルの復旧・修復にも対応しております。
ドローンのデータで万が一お困りの際には、ぜひ一度ご相談ください。
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