近年、新型コロナウイルスの影響によるビジネス、教育分野においての需要拡大などを背景に、家電量販店などでも目にすることの多くなったノートパソコンにChromebook(クロームブック)があります。
「Chrome OS」という見慣れないOSが搭載されており、最低限のハード構成と格安の値段設定から、第3のパソコンと呼ばれることもあります。最近このChrome OSがついにMacOSのシェアを超えたと報道されており、現在注目のOSとなっています。
■安さがポイント? ChromebookがMacのシェアを抜く! 学校再開でさらに勢い加速か ~ OTONA LIFE
Chrome OSとは、LinuxをベースとしたOSの1つです。Androidと類似しており、開発に関してもGoogle社が独自に行っています。Chrome OSはWindowsやMacOSとは大きく異なった特徴を持っています。
■Google Chromebooks
従来パソコン上で業務データの作成や、メールのやり取りなどは専用のソフトウェアをPCにインストールしてから作業を行うことが一般的でしたが、Chrome OSは基本的に外部のソフトウェアをインストールする必要はなく、webブラウザ上でのGoogle社のオンラインサービスの利用を前提としています。
PC上に余分なストレージを確保する必要がなく、オンライン環境とGoogleアカウントがあればどんな場所、状況でもシームレスなPCの利用ができることが大きなメリットになります。セキュリティーの対策においても「サンドボックス」と呼ばれる仮想環境内で動作するよう設計されているので、非常に強固な対策となり、またローカル内に保存するデータが少ないため媒体を紛失したとしてもデータ漏洩のリスクが非常に低く抑えられています。
ただし逆に言うと、その特性上オンライン環境がないとほぼ何もできない、使用可能なアプリも限定されるというのが大きなデメリットになります。
使う人を選ぶパソコンではありますが、コストパフォーマンスが非常に優れていることから、アメリカの教育現場で活用されているほか 、日本でも一部で導入が進んでいます。
使う人を選ぶパソコンではありますが、コストパフォーマンスが非常に優れていることから、アメリカの教育現場で活用されているほか 、日本でも一部で導入が進んでいます。
文部科学省のGIGAスクール構想や、コロナ禍による在宅学習の増加なども受け、シェア増加につながっているようです。
弊社ではChromebookからのデータ復旧にも対応しています。またOSを問わずデータ復旧を行っておりますのでお困りの際はお手軽にお問い合わせください。
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