1年ほど前にWesternDigitalから容量が18TBと20TBのHDDが発表され、2020年に量産開始されるとの記事を記載しました。
■20TBのHDD発売へ
その後2020年7月にWesternDigitalから16TB、18TBのHDDが出荷され始め、20TBのHDDについても数か月以内に製造が開始されるとアナウンスされています。
HDDの2大メーカーのもう一つであるSeagateからも9月に18TBのHDDが出荷されだしました。
デスクトップPCに内蔵されるストレージの搭載率として、2019年にはSSDがHDDを抜きトップになりましたが、外部記憶装置としては、容量やコストの面からHDDのほうがまだ優位性を保っています。
SSDに関しては2020年7月にSamsungから、8TBのSSDが発売開始されました。こちらは実売価格で10万円を切る価格となっており、大容量化、低コスト化が進んではいますが、HDDに比べると、まだまだ高価格だといえます。
また、2025年までには、HDDは容量50TBに到達するとの情報もでており、システムドライブにはSSDを、データ保存用にはHDDを選択する構成がしばらく続くことが予想されます。
弊社にデータ復旧をご依頼されるHDDの容量も年々増加傾向にあります。HDDの大容量化に伴い、故障した際のデータ消失のリストも大きくなります。大事なデータが失われないよう、日頃からバックアップをとるように心がけてください。
もちろん常日頃から気を付けていても、誤ってデータを削除したり、HDDを倒して故障させてしまったり、突然の災害で記録媒体が水没してしまうなどでデータ復旧が必要になる可能性はございます。
弊社では、そういった障害が発生した媒体からデータ復旧を行っておりますので、お困りの際は、ぜひ弊社までご相談ください。
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