データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2020年03月

長期保存に適した記録メディア

デジタルデータは、音や映像などの情報を数値に置き換え保存するため、劣化の心配がありません。しかし、デジタルデータを保存するメディアは、物理的な破損や経年劣化等により保存していたデジタルデータが読み取ることができなくなる場合があります。
HDDやUSBメモリ、SDカードなどは、媒体の使用状況や保管状態にも左右されますが、寿命は5年ももたないと思ったほうが良いでしょう。

家庭で使われているDVDやBlu-rayなどの光学メディアの場合、記録層に色素を使用しており、色素の化学変化でデータを記録しています。管理が良い状態であれば10年以上の寿命があるといわれていますが、太陽光などの紫外線に長期間あたるとデータが劣化して読み取れなくなる場合があります。
一方、工場でプレス製造されるDVDやBlu-Rayの場合は、凸凹を刻み込む方式のため劣化しにくいという長所がありますが、製造コストが高いため小ロットの製造には不向きです。
kaden_CD_DVD
そこで長期保存が可能なメディアとして、開発されたのがM-DISCです。仕様的には従来のDVDやBlu-Rayと変わりはありませんが、耐久性を非常に高めたメディアになっています。特徴としては、色素の化学変化により情報を記録するのではなく、記録膜にレーザーで凹凸を作る形式になっており、いわば疑似的なプレス製造が家庭でも行えるようになったわけです。
紫外線や気温、湿度などの影響による劣化に強く、100年以上(※1)のデータの保存が可能といわれています。
※1米国Milenniata社の試験に基づきます。
■生涯保存ができる「M-DISC」とは
データの読み込みには、通常のDVDやBlu-Rayドライブが利用できますが、書き込みには、専用のドライブが必要になります。記録メディア自体も通常のDVDやBlu-Rayよりも高額なため、コストはかかりますが、大事なデータを保存される場合には、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。

記録メディアは適切に保管していた場合でも、ある日突然データが読み取れなくなってしまう可能性がございます。弊社では認識しなくなった記録メディアからデータの復旧を行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

■データ復旧事例 > FD/CD/DVD/Blu-ray(ブルーレイ)
■光学メディアについて
■ブルーレイディスクの注意点
■経年劣化でCDやDVDが読めなくなる

18周年記念キャンペーンのお知らせ

弊社は2020年5月をもちまして会社設立18周年を迎えます。PC、外付けHDD、NAS・RAID、SDカード/microSDカード、USBメモリのデータ復旧作業を全国からご依頼いただき、業界トップクラスのシェアをあげるまでに成長することが出来ました。これもひとえに、お客様、お取引先様をはじめとする皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

多くの皆様のご愛顧に感謝の気持ちを込めまして、データ復旧作業をご依頼いただいたお客様全員、データ復旧後の送料を当社負担(返送料無料)、合わせてデータ復旧作業をご依頼いただいたお客様全員に「データレスキューセンターのロゴ入り 5in1ボールペン(※)」をプレゼントさせていただく、18周年記念キャンペーンを実施いたします。


データ復旧でお困りの際は、この機会に是非データレスキューセンターをご利用ください。

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