データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2019年04月

ポータブルHDDは据え置き型HDDとどう違う?

外付HDDには据え置きタイプのHDDとポータブルタイプのHDDがあります。据え置きタイプに比べポータブルタイプは小型で持ち運びに便利です。また、最近ではポータブルタイプにも大容量モデルが増えてきていますが、据え置きタイプのほうが大容量という違いがあります。容量や大きさ以外にも、ポータブルタイプHDDには様々な特徴があります。


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HDDは連続して使い続けると中の温度が上がってしまい、故障のリスクが高くなります。
ポータブルタイプは比較的消費電力が少ないので、発熱はそれほど多くありません。ポータブルタイプは冷却用のファンを搭載することが出来ないので、発熱が少なくても注意が必要です。たとえば、直射日光が当たる場所や暖房器具の近くで使用するのは避けましょう。

ポータブルタイプは持ち運びが便利ですが、カバンから取り出す際に落としてしまうなど落下のリスクがあります。そのため、落下などの衝撃を和らげる耐衝撃機能を搭載した製品があります。ケースの角や内部に衝撃吸収のパーツが付いたもの、ケースの外側にさらにゴム製のケースを装着するものなどがあります。ゴムは、金属と比べて熱伝導性が悪く、熱がこもりやすいので長時間の使用には注意が必要です。

ポータブルタイプは小型なので場所を取らないというメリットがありますが、盗難や紛失というデメリットもあります。万が一盗難や紛失が起きた場合は情報漏洩に繋がってしまうので、心配な方には暗号化機能を持ったHDDがお勧めです。

暗号化にはソフトウェア暗号化とハードウェア暗号化の2種類があります。ソフトウェア暗号化は暗号化ソフトをインストールすることでHDDをパスワードなどで守ることができます。そのHDDを使うすべてのパソコンでソフトのインストールが必要です。
一方、ハードウェア暗号化は外付HDDの基盤自体に暗号化機能が付いており、データを書き込んだだけでデータが自動的に暗号化され、基本的にソフトのインストールは不要です。パスワードで管理する以外にも、ICカードに対応しているものや指紋認証に対応しているものがあり、パスワード入力の手間を省きつつも強力なセキュリティをかけることができます。

このようにポータブルタイプは省電力で耐衝撃や暗号化モデルがありますが、どれだけ高性能なHDDでも壊れることはあるので、万が一HDDが故障してしまったらデータレスキューセンターまでお気軽にご相談ください。

外付HDDについて
HDDのデータ復旧事例

ドライブレコーダーの記録メディアは高信頼モデルを

最近では「あおり運転」による死亡事故などがメディアで取り上げられることが多く、その際にドライブレコーダーの記録映像などをみられた方も多いのではないでしょうか。
ドライブレコーダーは記録メディアとしてSDカードやmicroSDカードを使用しますが、「事故直後の映像が取れてなかった」や「認識しなくなった」などのご相談をうけることがあります。


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ドライブレコーダーは、常時運転中の映像を記録していくため、運転する時間が長いほど書き込み回数が増加し、カードへの負荷も高くなります。また、SDカードやmicroSDカードは書き込み回数がある消耗品のため、長年ご利用されていると故障する可能性も高くなります。とくに夏場に屋外に駐車しているとドライブレコーダー自体が高温になりやすく、故障率が上がる一因ともなっています。
最初のころはきちんと記録されていても、正常に認識されなくなり、肝心の事故のときに映像が記録されていなかったというケースもあります。

ドライブレコーダーでご利用されるSDカードやmicroSDカードは、定期的にフォーマットを行い正しく認識していることを確認するようにしましょう。また、長くご利用されている場合は、新しいカードに交換するようにしましょう。ドライブレコーダー用として販売されている高信頼モデルのSDカードを使用するのもおすすめです。通常のカードよりも価格は高くなりますが、繰り返し記録に強いタイプの記録チップが使用されています。

万が一、ドライブレコーダーで利用されているSDカードやmicroSDカードで認識しなくなったなどの障害が起きた場合は、データレスキューセンターで復旧できる可能性はありますので、まずはお気軽にご相談ください。

■SDカード/microSDカードの復元事例
■SDカードについて
■SDカードの構造と動作
■SDカードリーダーやアダプタの使い方

ロボティック・プロセス・オートメーションとは

ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation、RPA)という言葉をご存知でしょうか。
これまでは人の手で行ってきたコンピュータの操作をソフトウェアロボット(コンピューター)に行わせることで、精度を向上させ時間を短縮するという取り組みです。主にオフィス業務を自動化する目的で用いられ、あらかじめ設定された手順に従って自動的に処理をするのが特徴です。人間や人工知能(AI)と違って状況に応じた判断はできないので複雑な業務には向きませんが、データの入力や集計といった複雑ではないが量の多い仕事に向いています。
同様の技術にマイクロソフトオフィスのマクロ機能がありますが、RPAはより幅広い対応が可能で、Excelとブラウザ、経理ソフトとメールソフトなど、ソフトをまたいだ自動処理にも対応しています。

近年、このRPAとAIを活用して様々なサービスが展開できるのではと考えられ、注目を集めています。
今までは紙で作成・保存してきた情報をデジタル化して、入出力を自動化することによって、手作業によるミスを防ぎ、処理にかかる時間を短縮することが可能になります。RPAによって発生した余力を、顧客向けのより高品質なサービスの展開に向けるという考え方です。



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ただ、RPAを導入するにあたってはリスクもあります。RPA機能がシステム障害や天災などで停止すれば業務が遅延もしくは停止してしまう危険性があります。また、複数のアプリケーションをまたいで動作するため、使用しているソフトが一つでもバージョンアップや仕様変更すると動作しなくなる恐れがあります。また、繰り返し処理をすることが前提なので、単純な設定ミスでも大きな問題に発展する可能性があります。さらに、責任の所在が不明確になったり、担当者の異動によって維持管理が困難になったりするケースが想定され、不正なアクセスによって機密情報が漏洩する可能性あります。外部からの攻撃だけでなく、内部からの悪意を持った操作によって誤作動を起こす可能性もあります。
RPAを導入する際は、管理の方針や体制、責任の所在や役割、品質の管理維持といった内部統制を明確に構築する必要があると強く指摘されています。比較的手軽に導入できるため話題になっているRPAですが、新たに生まれるリスクを回避するための準備も万全にしておかなければ、上手に活用するのは難しいといえそうです。

ところで、このようにRPAを活用するためには、元になる膨大な量のデータを安全に保存しておく必要があります。データの保存はどのように行われているのでしょうか。
企業が利用するデータはサーバーで保存・管理されているのが一般的です。サーバーは24時間常時稼働している必要があるので、故障やメンテナンスでシステムを停止させないように考慮されており、RAID環境などを利用してシステムの信頼性・冗長性・保守性を高めるよう設計されています。温度管理や埃対策が施された専用のサーバールームやデータセンターと呼ばれる施設に設置されることも多いです。

また、以前はサーバーといえば企業向けの大規模なものでしたが、最近では小規模オフィスや家庭でも利用できるネットワーク接続型のHDD(NAS)も一般的になってきました。NASもサーバーの一種で、家庭内でデータを共有することができるため、家電量販店などでも様々なモデルが販売されるようになりました。HDDを複数搭載したRAIDモデルも増え、万が一のデータ喪失に備えるという謳い文句で販売されることもあるようです。

メディア解説 > RAID
メディア解説 > NAS

しかし、企業のサーバーも家庭のNASも、地震や洪水などの天災や機械の突然の故障などでデータが失われる可能性をゼロにすることはできません。企業の運営するサーバーに不具合が発生した結果、重要な情報がいっぺんに消失してしまった事例もあります。一般家庭でも、家族の誰かがうっかり削除や初期化を行ってしまえばもちろんデータは戻ってきません。

弊社ではサーバーやNASからのデータ復旧にも多数の対応実績があります。万が一の際には、お気軽にお声かけください。

データ復旧事例 > RAID、サーバー

寒い冬に起きやすいトラブルと対策

新しい年度に変わり、新元号が「令和」に決まりました。

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季節の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
電子機器が熱に弱いことは広く知られています。夏場は気温が高く、パソコンやハードディスクの動作が心配になりますが、逆に冬の寒さはどうでしょうか。

HDDは内部でプラッタが高速で回転しますが、温度が低すぎるとモーター周りのグリスの粘度が高くなり、回転不良となる場合があります。その結果、モーターが故障する恐れがあります。また、回転速度不足によりヘッドとプラッタが接触してプラッタの損傷に繋がる可能性があります。
電源ユニットの中にある電解コンデンサも低い温度では機能が低下します。携帯電話やノートパソコンのバッテリーも低温に弱い性質があります。寒い屋外では正常に起動しない可能性があります。

ノートPCを持ち運ぶ際に、屋外と室内の温度差による結露に注意が必要です。USBメモリやSDカード、デジカメなどの電子機器も結露で故障することがあります。
冬場に屋外から電子機器を持ち込んだ際は、機器と室温の差が小さくなるまで電源を入れずにしばらく待つことをお勧めします。

また、冬場は静電気が発生しやすい時期でもあります。USBメモリやSDカードは、電気信号でデータを記録しているため静電気に弱く、注意が必要です。あらかじめ金属製の棚などを触って体から静電気を逃がすことをお勧めします。

■いまさら聞けないパソコン基礎知識 > パソコンの熱暴走と対策

夏は電子機器の故障の多い時期ですが、冬にも冬特有のトラブルが発生します。データレスキューセンターでは低温による故障、結露による故障、静電気による故障など、冬特有のトラブルに伴うデータ復旧を行っておりますので、何かトラブルがあった際は、お気軽にご相談下さい。