パソコンやデジカメ、スマートフォンの一覧表示画面では内容が表示されているのに、写真を実際に開いてみるとエラーがでたり、破損していたりしたことはありませんか?
このときに表示されている画像は、「サムネイル画像」と呼ばれる、実際の画像を縮小した画像です。画像が消えた場合や破損した場合でも、サムネイル画像だけが残っていて一覧表示画面では正常に見えることがあります。
サムネイル画像は、実際に撮影した画像から解像度を下げたり、圧縮したりするなどの手法で、ファイルサイズを小さくしたものです。サムネイル画像により、一覧表示画面上で多くの画像を素早く表示することができ、目的の画像を探しやすくなります。スマートフォンやデジカメ上ではこの一覧表示機能で画像を確認することが多いので、一覧では画像が見えていたのに実際のデータが開かないというトラブルが起きます。
写真データだけではなく、ビデオカメラなどの動画の一覧を表示するときもサムネイル画像を使って、冒頭の部分だけを切り出して一覧表示されます。
また、パソコンでも画像を一覧表示できるサムネイル機能があり、フォルダの表示方法を変更することで、簡単にサムネイル表示に切り替えられます。
他にもサムネイル画像は、インターネットのページの表示を軽くする事にも使用されています。大きなサイズの画像をホームページに載せてしまうと読み込みに時間が掛かってしまいますが、サムネイル画像を表示することでインターネット回線の負担が少なくなります。ニュース記事などに添えられた小さなサイズの画像をクリックすると大きなサイズで表示されるのも、この方法を用いています。
元のファイル情報自体が破損している場合には復旧不可能となるケースもありますが、サムネイル画像だけが表示されてしまう場合でも、データ復旧に対応しておりますので、何かございましたら弊社にご相談下さい。
■サムネイル画像について
https://www.rescue-center.jp/elementary/vol15.html
■サムネイル画像からのデータ復旧
https://www.rescue-center.jp/elementary/vol41.html
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