データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2019年03月

17周年記念キャンペーンのお知らせ

弊社は2019年5月をもちまして会社設立17周年を迎えます。

PC、外付けHDD、NAS・RAID、SDカード、USBメモリのデータ復旧作業を全国からご依頼いただき、日本TOPクラスのシェアをあげるまでに発展することが出来ました。これもひとえに、お客様、お取引先様をはじめとする多くの皆さまのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

17周年記念キャンペーンとしまして、データ復旧作業をご依頼いただいたお客様全員、復旧後の送料は弊社負担(送料無料)といたします。また合わせて、PC、サーバー、外付けHDD、SSD、NAS/RAIDからのデータ復旧作業をご依頼いただいたお客様には「外付けHDDケース」を、SDカード・microSDカード、USBメモリ、ビデオカメラのデータ復旧作業をご依頼いただいたお客様には「コレクトケース」をプレゼントいたします。

データ復旧でお困りの際は、この機会に是非データレスキューセンターをご利用ください。
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https://www.rescue-center.jp/campaign17/

コンピュータウイルスの歴史

データレスキューセンターのホームページに「コンピュータウイルスの歴史」の記事を掲載しました。

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https://www.rescue-center.jp/elementary/vol47.html

記録メディアの寿命はどれくらい?

弊社にご依頼いただくお客様の中には、記録メディアが故障したために、データの復旧依頼をされる方が多数いらっしゃいます。
HDDやSDカードに限らず、CDやDVDなどの光学メディア、MOなどの磁気メディアなど、記録メディアと呼ばれるものは多数ありますが、どのメディアもいつか必ず壊れます。
デジタルデータというと、劣化がなく永久に保存ができるというイメージを持たれがちですが、保存できるメディアには寿命があります。現存する古代の壁画や和紙に記された書物など1000年以上保存できるものと比較すると、極端に短いといえます。
記録メディアには、それぞれに適した保存環境があり、種類によっても保存できる期間は異なってきます。
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光学メディア(CD/DVD/BDなど)は、寿命の目安として、10~30年程度といわれています。工場でプレスされた読込専用のものは、長寿命ですが、書き込み可能なものは色素でデータを記録しているため、直射日光などの影響を受けやすく短寿命となっています。また格安の海外製ディスクの場合、作りが粗悪で数年で読めなくなることもありますので注意しましょう。
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フラッシュメモリ(USBメモリ,SDカードなど)の寿命の目安は、5年程度といわれています。フラッシュメモリ系のメディアは、コンパクトで容量も比較的大きいので便利ですが、長期保存には向いていません。読み書き回数の制限があり、使用しない期間が長いとデータが消失するためです。データの移動・受け渡し時に使用するメディアと割り切って使用しましょう。

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ハードディスクの寿命の目安も、5年程度といわれていますが、当たり外れが大きく、同じ型番のハードディスクであっても1年もしない期間に壊れる場合もあれば、5年以上問題無く稼働する場合もあります。使用環境にも大きく左右されます。突然故障することも多いので、日頃からバックアップを取るように気をつけましょう。

このように、各メディアとも長期保存ができるものではありません。寿命が来る前に、新しいメディアにバックアップを移動する必要があります。また、使用環境の違いや、初期不良などにより、一般的な寿命より早く壊れることもあります。故障でデータが読めなくなった場合などは、弊社にご相談ください。
・データバックアップ入門
・データ保護ノススメ

よくあるSDカードの復旧依頼とその対策

SDカードでよくお問い合わせのある障害状況や、その障害を防ぐためのちょっとした対策をご紹介いたしますので、参考としていただけましたら幸いです。


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・間違って削除した、フォーマットした。
「不要な写真を削除しようとして間違って全部削除した」「バックアップする前にフォーマットした」などのお問合せは非常に多いです。
削除やフォーマットをする前に、データのバックアップがあるか確認してから行いましょう。また、バックアップを一か所だけにしておくと、そのメディアが壊れるとバックアップもなくなってしまうので、二か所以上にバックアップすることをお勧めいたします。

・突然に認識しなくなった。
「データがありませんと表示された」「パソコンに差し込んだらSDカードを認識しない」などの問合せもよくあります。
メモリーカードはちょっとした圧力や摩擦などでメディアが破損したり、電流の問題で基板やチップが破損したりします。カメラで撮影中に壊れる事もありますので、撮り終わったらすぐにバックアップすることを心がけましょう。

・水没してしまった。
「カメラを川や海に落とした」「防水カメラのカバーが空いていて浸水した」というお問い合わせをいただくこともあります。
浸水によりショートしてメディアが完全に壊れてしまう事もありますので、水没はとくに危険です。水辺でのご使用時にはストラップ等を手にかけて水の中に落とさないようにしておきましょう。また、防水仕様であることを過信せずにご使用ください。

・子供やペットが口に入れた、噛んでしまった。
メモリーカードを口に入れてしまう、噛まれてしまうということもあります。とくに噛んでしまった場合は、基板やチップの破損が発生しますので、注意が必要です。
床や低い棚など子供の手の届きやすい所に置かない、カメラから出して保管する時は子供が開けにくい構造のケースに入れるなど、保管方法にご注意ください。

データレスキューセンターでは、上記のような障害の発生したものからでも、復旧の事例は多数ございますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。

■データの復旧率を下げない為の10のルール
■データ保護ノススメ フラッシュメモリ/メモリーカード編
■メディア解説 SDカードの代表的な障害

特定のパソコン専用のSDカード

メモリカードの代名詞的存在のSDカード。デジカメの記録メディアとしておなじみといえますが、デジカメ「専用」の記録メディアと思われている方が多いのではないでしょうか?
パソコンでは、SDカードにWordやExcelのような文書を保存することもできます。つまりは、USBメモリの代わりにSDカードを使うことができるわけです。

最近のパソコンではSDカードスロットが標準装備されているモデルが多く、SDカードスロットにカードをセットすれば、USBメモリと同じようにリムーバブルディスクとして取り扱いが可能になります。あとは、データの保存先をSDカードに指定するだけで、データを保存することができます。

別の見方をすれば、USBメモリは主にパソコンで利用するメディアであるのに対し、SDカードはデジカメだけではなく、パソコンや音楽プレーヤーなどで幅広く使えることから、汎用性のあるメディアであるといえます。

また、USBメモリと比較してメディアが物理的に破損するリスクが低くなる点も利点になるといえます。
USBメモリはUSBポートに挿入するとどうしてもパソコン本体から飛び出してしまうため、物がぶつかったりしてUSBメモリ自体が曲がってしまい、認識ができなくなってしまうケースがかなり多くみられます。

それに対し、SDカードをUSBメモリの代わりに利用すれば、カード自体はパソコン本体のSDカードスロットに収まることから、USBメモリのように外部からの衝撃でメディア自体が損傷を受けるリスクはかなり低くなります。
ただし、パソコンによってはSDカードスロットが浅く、完全に収まらない場合もあり、その場合は物理破損に対するメリットは薄いです。スロットが浅いMacbookに合わせた大きさのSDカードも販売されています。
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また、大きさが切手サイズ程度で小さいメディアになので、紛失しやすいという危険性もあります。
USBメモリでも同じですが、普通に使用していても突然壊れることもあります。

重要なデータはSDカードのみならず、外付けHDDやDVD-Rなど他のメディアにもバックアップを取ることをお勧めします。

■データ保護ノススメ
https:// www.rescue-center.jp/campaign/
データレスキューセンターでは、デジカメ利用・USBメモリ代わりどちらでご利用のSDカードも復旧に対応しております。お困りの際はお気軽にご相談ください。

■SDカードの復旧事例