データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2019年02月

USBメモリの3つの落とし穴

手軽にデータを持ち歩きできるUSBメモリは、登場当初32MB~128MB程度の容量でしたが、今では128GBを超えるものも珍しくなくなりました。
写真や動画を気軽に扱えるようになり、個人が扱うデータの大容量化が進んだ背景もあり、大量のデータをUSBメモリで手軽に持ち運びできるようになりましたが、USBメモリには思わぬ落とし穴があります。

まず1つ目は、折れやすいという点です。
最近では非常に小さいUSBメモリもありますが、一般的にはコネクタ部分より本体が長く、PCから大きく飛び出した形で接続することになります。USBメモリのお尻の部分に力が加わると、てこの原理で差込口の部分では何倍もの大きさになってしまいます。そのため差し込んだままの状態でUSBメモリに何かがぶつかると、USBメモリの差込口が簡単にこわれることになります。
このようなケースでも、USBメモリ内の記録チップが破損していなければ復旧できる可能性は十分にあります。予防策としては小さなUSBメモリを使用するか、短めのUSB延長ケーブルを経由してPCに接続するとよいでしょう。


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2つ目は、USBメモリ自体がデータの長期保存に向いていないという点です。
USBメモリやSDカードで使用されているフラッシュメモリは、長期間データを保存したままにするとデータ保存に使用する電子が抜けてデータが失われてしまう特性があります。
大容量化に伴い、USBメモリを思い出の写真の長期保存や、長期的なデータバックアップ先として使用している方もいらっしゃいますが、そういったUSBメモリの使い方は本来の想定外となります。
対策してはUSBメモリより衝撃や振動には弱いものの、データの長期的保存に向いているHDDを併用し、バックアップはHDDに保存しておくことがお勧めとなります。

3つ目の落とし穴は、小型で紛失しやすいという点です。
USBメモリ自体の破損や障害発生によるデータの紛失については復旧することができますが、USBメモリそのものを紛失した場合は、USBメモリ以外のメディアにデータを保存しておかない限り、データを取り戻すことができません。

昨今は記憶媒体自体やデータの大容量化に伴い、障害発生時のダメージも比例して大きくなってきています。USBメモリは便利なものですが、使い方を誤ると大量のデータを一度に失うことになりかねません。事前に対策を取るのが一番ですが、万が一USBメモリのデータを失ってしまった場合はお気軽にお問い合わせください。

・データ復旧事例(USBメモリ)
・HDD・USBメモリ・SDカードの障害事例とその対策
・データバックアップ入門
・データ保護ノススメ > SDカード・USBメモリ編

USBメモリの紛失で個人情報流出

みなさんはニュースなどで、個人情報が記録された書類やUSBメモリが盗難・紛失したと聞いたことはないでしょうか。いずれ身近でそのような事故を起こす可能性がでてくるのでは?と不安になる方もいらっしゃるかと思います。


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プライバシーマーク制度のホームページでは、このような個人情報に関連する事故報告件数を毎年公開しています。

平成27年度の盗難・紛失の事故報告件数は477件、統計の対象になっている企業だけで1日に1.3件のペースで個人情報が入った媒体を失くしていることになります。
「置き忘れ」「落下」「店頭」などが紛失の原因で、「手荷物が多い時」「飲酒・飲食時」「何か急いでいる時」に発生しており、「個人情報を持っている」という認識の薄さが感じられる事故報告もあるようです。

さらに近年では、携帯電話・スマートフォン・ノートPC・タブレット端末の盗難・紛失が増加しています。
USBメモリなどの可搬記録媒体はほぼ横ばいで14件ですが、紙の書類よりも電子機器の盗難・紛失件数が多い傾向があります。

携帯電話・スマートフォンは簡単にパスワード設定が行えるので、個人情報の取り扱う場合には、必ずパスワードを設定することをお勧めします。
また、持ち運びできるUSBメモリや外付けHDDは、自動で暗号化が可能なモデルが存在するので、万が一に備えて個人情報を持ち歩く方は導入を検討しましょう。

データレスキューセンターでこのような暗号化メディアが破損した場合でもデータ復旧に対応しておりますので、お困りの際にはご一報ください。

・データ復旧と暗号化

・データ復旧事例  暗号化

なお弊社は、個人情報や機密情報の複製不可能、社外への持ち出し不可能なセキュリティ体制を整えており、「プライバシーマーク」と「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際認証基準であるISO27001」の認証も取得しておりますので安心してご依頼ください。

■「プライバシーマーク」認定取得
※プライバシーマーク
個人情報の取り扱いについて、適切な保護措置を講じていると認められた事業者に対して認定・付与されるものです。

■ISO27001(ISMS)認証取得
※ISO27001
国際標準化機構(International Organization for Standardization)が策定する標準化規格の一つ。情報セキュリティマネジメントシステムのグローバルスタンダードで、国際規格として標準化されています。

起動時のエラー画面で何が分かる?

パソコンを起動した際にエラーメッセージが出て起動できなくなった場面に遭遇したときに、エラーメッセージの意味まで理解されている方は少ないかと思います。今回はWindowsパソコンの起動時によく見られるエラーメッセージの例と意味についてご説明します。

・「Windowsを通常起動する」等の選択画面が表示されるケース
パソコンがフリーズして操作を受け付けなくなり、無理やり電源ボタンを押して強制終了したときなど、Windowsの前回終了時に正しく終了できなかった場合に表示されることがある画面で、比較的よく見られる画面です。
大半は「Windowsを通常起動する」を選択すれば正常起動するケースが多いものの、起動に必要なファイルが損傷を受けた場合は、通常起動を選択しても繰り返しこの画面が表示されることがあります。
データ復旧の可能性としては、Windowsの起動途中でエラーメッセージが表示されることから、HDDやSSDに深刻な機械的損傷を受けていない場合も多く、比較的復旧の可能性が見込めるケースといえます。


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・青画面に英文字の羅列のエラーメッセージが表示されるケース
いわゆるブルークラッシュと呼ばれるもので、HDDやメモリモジュールなどパソコン内の部品における機械的なトラブルなどが原因で表示されます。また、Windowsの起動に必要なシステムファイルが欠損している場合などでも表示されます。
こちらのデータ復旧の可能性ですが、HDDに機械的な損傷が出ている場合もありますが、復旧の可能性は十分見込めるケースです。

・電源投入後に黒画面で「A disk read error occurred」の表示が出るケース
直訳すれば「ディスクの読み取りにエラーが発生した」というもので、HDDに機械的なトラブルが発生することが原因で表示されます。
軽度の物理障害と判断される事例が多いものの、復旧の可能性は十分見込めるケースといえます。

・電源投入後に黒画面で「Operating System Not Found」や「No Bootable Device」の表示が出るケース
今まで取り上げた中では最も重症なケースといえるものです。
前者は「オペレーティングシステムが見つからない=Windowsが見つからない」という意味、後者は「起動に必要なデバイス(装置)がない」という意味で、どちらも内蔵のHDDやSSDがパソコン側で認識ができない場合に表示されることが多いケースです。
データ復旧の可能性については、物理障害が出ていると判断されるケースが多く、より重篤な場合はHDDやSSDの分解処置が必要となるケースもあります。ただし、HDDに大きな障害がなくても、マザーボード側の故障でこのエラーが出る場合もあります。

データレスキューセンターでは、上記のすべてのケースで復旧に対応しております。
お困りの際は、焦らず弊社までお気軽にご相談ください。

■初心者窓口 よくあるトラブル事例
■データ復旧事例(HDD)

データ復旧のウソ?ホント?

データレスキューセンターでは、お客様から日々、データ復旧に関する色々なご相談、お問い合わせをいただきます。データ復旧に関するウソ・ホントをQ&A形式でまとめてみました。ご依頼前の参考情報としてご利用ください。
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https://www.rescue-center.jp/really/

仮想化技術で古いソフトを延命

パソコンを安全に使用するためには、常に最新のOSやソフトを導入することが重要です。しかし、特定の業界向けの専用ソフトや独自に開発したソフトなどでは、更新が終了して代わりのソフトがないまま何年も使い続けるようなこともあります。

古いソフトの場合、新しいOSに対応せず古いOSのまま動かす必要があります。そして、古いOSは最新のハードウェアに対応していなくて、中古のコンピュータを探さなければいけなくなることもあります。

そういった問題の解消にはOSの仮想化という技術が役にたちます。通常はハードウェアの上にOSがあり、その上にアプリケーションが動作しますが、仮想化技術を使うと、ホストOSに仮想化ソフトが入り、その中でゲストOSが動作するようになります。OSの上にさらにOSが入る形です。

実際のハードウェアではなく、疑似的に再現された仮想環境の上にゲストOSがインストールされるため、ゲストOSとハードウェアの相性を気にする必要がなくなり、古いOSや古いソフトも問題なく動作します。

また、1台のホストOS上に複数種類のゲストOSをインストールすることも可能なので、様々なソフトを1台のコンピュータで扱うということもできます。たとえば、MacOSに「VMware」や「Parallels Desktop」などの仮想化ソフトをインストールするとiMacやMacbookでもWindowsのOSとソフトを動かすことができます。

実際のところ、仮想化技術は、デスクトップPCよりもサーバーで利用されることが多いです。通常、サーバーとして使うコンピュータは、複数のソフトを動かしたときのトラブルを回避するために、1台に対して一つの機能に限定することが多く、あまり高い性能を求めない場合でも1台まるごとのコストがかかってしまいます。そこで、多くのサーバーを仮想化して1台のコンピュータにまとめることが良く行われます。仮想化していれば、サーバーを追加したり、メモリの割り当てを多くしたりすることが簡単にできるようになります。また、1台の仮想サーバーが故障したとしても、同じホストOSに入っている他の仮想サーバーには影響が出ないというメリットもあります。

データレスキューセンターは仮想サーバーの記憶領域である、仮想ハードディスクのデータ復旧にも対応しておりますので、突然仮想サーバーが起動しなくなったりするトラブルに見舞われたときでも、お気軽にご相談ください。
■RAID/サーバーの復旧事例