データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2018年10月

長崎文化放送株式会社様のお客様の声を掲載

ブルーレイディスク(BD-R)のデータ復旧をご依頼いただいた長崎文化放送株式会社様によるお客さまの声を公開しました。

キャプチャ

https://www.rescue-center.jp/customer/ncc.html

水没HDDの注意点

近年、大きな水害が発生することが多くなり、水没したHDDからのデータ復旧を依頼される件数も増えております。
水没したHDDの場合、障害発生時の対応が通常と異なりますのでご注意ください。

完全に水没したHDDは、内部に水が入っている可能性が高くなります。
水害時の水は、純水ではなく様々な不純物が溶け込んでいるので、浸水後にHDDが乾燥してしまうと、油やミネラル分などの不純物がプラッターに付着してしまい、データ復旧の難度が上がってしまいます。
そのため、パソコンやHDDが水没してしまった場合、濡れタオルで包んだうえで、タオルごとポリ袋で密閉して乾燥しないよう保管し、出来る限り早めにご送付いただくことで、復旧できる可能性が高くなります。

一方、水没ではなく飲み物をこぼして起動できなくなったパソコンの場合は、HDDがひたる程の大量の液体でなければ、水没したパソコンほどは乾燥を気にする必要はありません。ただし、錆が発生すると状態が悪化するので早目のご依頼をお勧めします。

また、完全に水没したパソコン、水分がかかってしまい起動できなくなったパソコンのどちらも通電して動作の確認を行うことは状態が悪化する可能性があるため厳禁となります。電源ケーブルを外して、なるべく早めにご相談ください。

水害により水没したパソコンやHDDは、泥だらけの状態で数日後に見つかったり、発見時にすでに乾燥していたりする場合もありますが、そういった状況でもデータ復旧を行える可能性が十分ございます。大切なデータが入ったパソコンや外付けHDDが水没してしまった場合、諦めずに弊社までご相談頂ければ幸いです。

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■データ復旧と災害対策
■水没したHDD復旧からの復旧事例