外付HDDにはUSBやLANなどのケーブルで接続してデータを読み書きするものが一般的ですが、ワイヤレスでデータの読み書きができる製品があります。
Wi-Fi(無線LAN)機能を利用してHDDにアクセスをする仕組みで、Wi-Fiに対応した機器であれば簡単にデータの読み書きができます。

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スマートフォンは高性能化が進み、写真や動画もかなり高画質になっています。それに伴い保存する容量も大容量になってしまい、気を付けないとすぐに容量いっぱいになってしまいます。日頃からパソコンやクラウドにバックアップをしていればいいですが、大容量のデータのバックアップとなるとそれなりに時間がかかってしまいます。

一般的なLAN対応のHDD(NAS)も、LANケーブルで自宅の無線LANルータに接続すれば、家のどこからでも無線でアクセスすることが可能です。それに対し、HDD自体にWi-Fi機能が搭載されている製品だと、自宅だけではなく、外出先でもスマートフォンやタブレットなど携帯端末からのデータの読み書きが可能となり非常に便利です。外出先でケーブルなしでHDDを動かし、Wi-Fiに接続するためにHDDにバッテリーが搭載されています。
スマートフォンと比較して大容量なのはもちろん、インターネットを経由せずに直接Wi-Fiで接続するため自宅のNASやクラウドにネットワーク経由で保存するよりも高速でデータをバックアップできます。

Wi-Fi対応HDDは種類も多く、メモリーカードスロットを搭載しているモデルは、デジカメやスマートフォンのSDカードのデータを直接保存することができます。また、内蔵のバッテリーから充電用に電力を供給するモバイルバッテリー機能を搭載している製品もあります。有線で接続することもできるタイプもあり、パソコンでのデータ管理は有線、外出先ではワイヤレス、という使い分けが可能です。

弊社ではスマートフォンのmicroSDカードのデータ復旧はもちろん、Wi-Fi対応HDDのデータ復旧にも対応しておりますので、万が一の場合は弊社に相談ください。

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