2017年06月
特定用途向けのSSDがあるのはご存じでしょうか。
SSDは年々容量が増加傾向にあり、業務用のモデルでは、最大容量のハードディスクの数倍の容量を持つものが存在します。データセンターは多数のコンピュータが密集している環境なので、少しでも省電力で、省スペースで、大容量のメディアが求められており、SSDの普及は飛躍的に増えていくと思われます。
一方、ディスクへの読み書き時のアクセス速度が求められる環境向けのSSDとして、これまで以上にアクセス速度を追及したモデルが発売される見込みとなっています。こちらはハードディスクで用いられてきたSATA接続ではなく、PCI-Express接続タイプでビッグデータ解析や科学技術計算用向けに適しています。また、従来1つだった制御コントローラーを複数搭載することにより、アクセス速度を4倍以上に引き上げることが可能になるようです。
映像コンテンツは高解像度化(4K・8K映像)が進んでおり、いずれハードディスクでの録画ではアクセス速度や容量の面で対応できなくなると予想されています。まだ先の話ですが、4K・8K放送が一般的になると、それらの番組を同時に複数録画可能な高性能なSSDなどが発売され、ハードディスク以上に普及するかもしれません。
ただし、データセンター向けのSSDや高性能なSSDであってもいずれ故障してしまう可能性はあります。
弊社では著作権保護されたテレビ番組のデータ復旧は対応しておりませんが、SSD、SAS接続のメディア、PCI-Express接続のメディアでも対応可能ですので、万が一の場合はお気軽にお問合せください。
データ復旧事例 SSD(Solid State Drive)
メディア解説 SSDについて
データレスキューセンター
最新記事
人気記事
アーカイブ