データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2017年02月

WindowsVistaのサポート終了

Windows Vistaは、今年の4月11日でサポートが終了します。全世界で発売されたのは2007年1月30日で、登場からもう10年も経過していたことになります。


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このWindows Vistaでは、Windows XPまで標準搭載されていた Outlook Express に替わり迷惑メール対策の強化もされたWindows Mailや、パソコン本体のメモリが不足した際に、USBメモリをメモリ領域として使用できる機能であるWindows Ready Boost、スパイウェアを検出・削除するアプリケーションのWindows Defenderなどが搭載されました。

また、WindowsXPはHomeとProfessionalの2つしかありませんでしたが、VistaではStarter、Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate の6つのエディションが存在していました。

このように新しい要素が多く取り入れられたVistaは、画面の見た目などが従来までのWindowsと異なっていて、操作性が今一つだったことや、Windows7がわずか2年強でリリースされたこともあり、WindowsXPやWindows7と比べてあまり普及しませんでした。
そのため、WindowsXPのサポート終了のときと比べてあまり大きな話題になっていないようです。

もちろん、サポート終了後もパソコン自体は使用できますが、アップデートされなくなるため、新種のコンピューターウイルス等への、対処ができなくなるなどの問題点が出てきます。
比較的新しいパソコンであればOS自体をWindows10にアップグレードすることもできますが、Vista搭載のパソコンだと新しいものでも8年ほど前のものになるので、パソコン自体を買い替えるなど、根本的な対策が必要となってきます。

弊社ではサポートが終了したWindows Vistaのパソコンの復旧にも対応しております。
もちろんVistaより新しいバージョンや、XPなどの古いバージョンのWindowsでも対応可能ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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市販ソフトでのデータ復旧は難しい

デジタルカメラやスマートフォンでの動画撮影が手軽になり、ビデオカメラを使わずに動画を撮影されている方も多いかと思われます。
スマートフォンで写真の整理をする際に誤って動画を削除してしまったという事例がよくあります。
また、スマートフォンと同じように画面をタッチして操作を行うカメラの場合、ボタン操作のカメラと比べて、ちょっとした操作ミスで誤って必要なデータを消してしまう可能性が高くなります。
誤ってデータを削除した場合に、市販の復旧ソフトで復旧を試みてデータを取り出せたとしても破損した状態となり、再生ができないケースが多く見られます。

その理由としては、カメラのモデルによって動画の形式が少しずつ異なる点が挙げられます。データを救出する際には、データの形式にあわせて取り出し方法を変えていく必要がありますが、市販ソフトではその違いにうまく対応できないのです。

また、復旧ソフトで取り出したデータがパソコン上で再生できないデータの場合に、デジタルカメラであれば再生できると思い、元のSDカードにデータをコピーしてしまう方もいらっしゃいますが、そうするとデータ領域が破損したデータで上書きされてしまい状況が悪化してしまいます。データを削除したSDカードにデータを書き込むことは、絶対に行ってはいけません。

弊社では多くのメーカー、機種のデータ復旧実績があり、市販ソフトで対応できない特殊動画であっても復旧が可能です。
万が一、データを削除して、お客様自身でデータ復旧を試されて復元できなかった場合は、弊社の復旧事例を参照いただきお問い合わせいただければ幸いです。

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個人でデータ復旧を行う場合の危険性
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