データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2016年04月

平成28年熊本地震に対する支援について

この度の熊本地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
データレスキューセンターを運営する株式会社アラジン(本社:福岡県福岡市/代表取締役:長濱慶直)は、被災者の皆様の救援や被災地の復興に少しでも役立てていただくために、日本赤十字社を通じて50万円の義援金を寄付いたしました。また、データ復旧事業を通じて、復興支援に向けて微力ながら尽力して参りたいと考えております。
社員一同、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

大和リース株式会社のお客様の声を掲載

データレスキューセンターは、大和リース株式会社様より、写真データが見れなくなったSDカードの復元作業をご依頼いただきました。ファイル構造情報の損傷による論理障害が発生しており、ファイルのヘッダー情報を元にしたデータ復旧に成功しました。

キャプチャ

代表的なファイルシステム

パソコンで扱うハードディスクやUSBメモリなどの記憶媒体にデータを書き込む際に、データを管理する方式のことをファイルシステムと呼びます。代表的なファイルシステムにはSDカードでよく用いられるFAT32や、WindowsのHDDで使われるNTFS、Macで使われるHFS+があります。
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FAT32形式であれば、Windows系のOS、MacOSXともにご利用することが可能ですが、一つのファイルサイズが4GBまでしか扱えず、パーティションの最大容量が2TBまでしか使用ができないなどの制限があります。容量の大きいデータを扱う機会が増えてきた現在ではFAT32では不十分な場面があります。そのため、FAT32を拡張したexFATと呼ばれるファイルシステムが登場しました。exFATはWindowsとMacどちらでも読み書きが可能なファイルシステムで、1ファイルあたりの容量やパーティション容量が事実上無制限に拡張されています。
 
現在、多くのUSBメモリやSDカードはFAT32でフォーマットされた状態で市販されていますが、64GB以上の容量を持つSDXCカードはあらかじめexFATでフォーマットされています。大容量化に伴い、今後はexFATフォーマットが標準になっていくものと思われます。
exFATはWindowsでもMacでも扱えるので、両方のOSで使用する場合はHDDやメモリーカードをexFATでフォーマットすると便利です。
 
また、ファイルシステムについてはデータレスキューセンターのサイト上でも詳しく解説しています。宜しければ下記のサイトもご参照ください。

 
もちろん弊社では上記にあげているフォーマット形式に関して、すべてデータ復旧に対応しておりますので、障害が起きた際はお気軽にご相談下さい。
■メモリーカードのデータ復旧事例
■USBメモリのデータ復旧事例

いまさら聞けないパソコン基礎知識に「復旧したデータの取り扱いについて」を追加

いまさら聞けないパソコン基礎知識に「復旧したデータの取り扱いについて」を追加しました。

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デュプリケーターでバックアップ

パソコンを使用しなくても内蔵HDDのファイルコピーやクローンを作成するコピー機能が搭載されている機器が販売されているのはご存じでしょうか。

名称自体が統一されておらずメーカーにより仕様も様々ですが、一般的にはHDDデュプリケーターと呼ばれていることが多いようです。デュプリケーターとは「複写機」の意味です。

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通常、ハードディスクのデータを丸ごとバックアップする場合は、使用しているパソコンにUSB接続のハードディスクなどを取り付けてコピーしますが、バックアップが完了するまで長時間かかることがあります。

HDDデュプリケーターを使うと、コピー元とコピー先のハードディスクを接続してボタンを押すだけで、パソコンを使わずに簡単にコピーが可能です。HDDだけではなく、SSDに使用することもできます。パソコンを起動したままデータをコピーする場合とは異なり、コピー以外のことでハードディスクのアクセスが発生しないのでコピー速度は非常に早く、確実です。丸ごとコピーされるので、ハードディスクの故障で突然パソコンが起動しなくなった際にコピーしたハードディスクと交換するだけで、コピーした時点の状態に戻すことができ、再セットアップが不要になります。

パソコン本体からハードディスクを取り出す必要があったり、コピー元とコピー先を間違いないよう気を付けなければいけなかったり、不便な部分もありますが全データを定期的にバックアップする必要がある場合には非常に便利です。

HDDは普通に使用していても突然障害が発生してしまうため、定期的なバックアップをお勧めしておりますが、その際に確実な全データバックアップを必要とされている方は、こちらのような製品を購入されてみてはいかがでしょうか。

万が一ご利用されているHDDに障害が発生した場合やコピー機能付きのHDDケースでコピー先とコピー元を間違った場合でも弊社データ復旧サービスで対応できる可能性がございますので、お困りの際はご連絡ください。

■PC/ハードディスク(HDD)の復旧事例

■SSD(Solid State Drive)の復旧事例