データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

2015年04月

アクションカメラの紹介

YouTubeなどに代表される動画投稿サイトが一般的となり、いろいろな映像作品を個人が手軽に制作し公開できるような時代となってきました。
もっと人間の視線に近いダイナミックな映像を撮影できるように小型・軽量で装着して撮影のできるウェアラブルカメラ(アクションカメラ)が近年各社より発売されています。
中でも最近は4K動画まで撮影できるものも登場しています。


camera_actioncamera

バイクや自転車などの車載動画、ウィンタースポーツや球技などの競技者視点、防水性のあるものを使用しスキューバダイビングなどでの利用、ラジコンや模型に搭載しての撮影など工夫次第でいろいろな映像が撮影できるので人気を博しています。

カメラの性能も向上しており、4Kだけでなく毎秒240コマまでのハイスピード撮影に対応した機種もあります。人間の目で見たとき以上に臨場感のある動画を撮影することも可能となっていて、実際にプロスポーツ選手に装着してもらいプレーした動画が公開され話題になりました。

ただ軽量、小型ゆえに、通常のビデオカメラと比べて画質が悪かったり、バッテリーが長時間持たなかったりという弱点もあります。
しかしながら今後は市場の盛り上がりもあり、通常のビデオカメラ並みの性能を持った機種も登場してくることが予想されます。更に面白い映像を工夫次第で撮影できるようになっていくことでしょう。

弊社でも小型カメラで撮影した動画の復旧依頼が増えています。こういったカメラで撮影されたデータは特殊な構造をしていることが多く、一般的な復旧ソフトや他の業者などでは復旧ができないこともありますが、弊社で対応できたという実績もございますので万が一の際は、弊社に一度お問い合わせ頂ければと思います。

ドローンが活躍する未来

無人飛行機「ドローン」をご存知ですか?今日、首相官邸の屋上で見つかったニュースで初めて耳にした方もいるかと思います。
ドローンとは、無人の航空機全般を指します。その起源は100年も前にさかのぼり元は軍事目的で利用されてきましたが、一般化も進んでいて、現在は小型化、低価格化により、様々な分野で注目を集めています。

最近では通販会社のAmazonがアメリカでドローンを使った配送サービスをテスト開始しています。実現すれば注文から30分以内で商品が届くというのも可能になるようです。

災害時にもその力は発揮されており、火事や土砂崩れなど人が入れないような過酷な捜索環境でもドローンは活躍しています。
他にもAED搭載の医療用ドローンや、農薬散布などの農業用ドローン、映画やドラマの撮影用のドローンなどもあります。
コンピュータ制御の小形のドローンを使うことで、ワンカットで屋内から雲の上まで映すようなプロモーションビデオも作製されています。

この映像ではドローン自身は写っていませんが、マルチコプターといわれる回転翼が複数付いたドローンで撮影されています。

マルチコプターは値段も手ごろで、安い製品は1万円程度で手に入ります。スマートフォンで操作できるため、高価なリモートコントローラを同梱する必要がなく、低価格化が実現しています。ドローンに搭載されるカメラモジュールやGPS、制御するCPUなどはスマートフォンの技術が応用されていて、スマートフォンの普及がドローンの進化を促したといえそうです。

個人でも気軽に買えるようになりましたが、250m以上の高さでドローンを飛ばすと航空法に触れることになります。250m以下でも、他人の私有地の上空では土地所有権の侵害、公道の上空では道路交通法に違反する可能性があります。現行の法律上では屋内や、自宅の庭、山、川の上などでしか使うことができません。

制限が多く、現在の日本の法律ではドローンを使った宅配は難しそうです。ただ、ドローンの一種である農薬散布用のラジコンヘリコプターについては、航空法の制限の元ですでに広く運用されていて、日本はある意味ドローン先進国だといえます。
より安全性が高まり、法整備が進めばドローンが荷物を届けてくれる日も来るかもしれません。

個人情報の扱いについて

昨今は個人情報という単語を頻繁に目にするようになってきました。しかし、何をもって個人情報とするか、大まかにでも定義をご存じの方は意外に少ないのではないでしょうか。

個人情報保護法の定義によれば、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの」が個人情報とされています。また、「他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む」とも記述されています。つまり「個人に関する情報であること」と「特定の個人を識別できること」が重要なポイントです。氏名だけではどこの誰だか特定はできないため、それ単体では個人情報とはなりません。しかし、住所や携帯電話番号などの情報や、身長・体重といったデータとセットになれば、一個人の特定が比較的容易になります。こういった場合は個人情報となるのです。

近年はスマートフォンやタブレットなど携帯性の高いデジタル機器が普及して、SNSやオンラインストレージを使って、どこにいても様々な情報を手に入れることが容易になってきました。しかし、自分が扱う情報の中でどれだけの個人情報が含まれているか意識していないのではないでしょうか。携帯端末だけでなく、パソコンで使うUSBメモリや、携帯電話用のmicroSDカードも同様です。ふだん何気なく持ち歩いているメモリ媒体にも、さまざまな個人情報が詰まっています。

こういった記憶媒体は基本的に消耗品で、前触れなく故障してしまうことは、実は珍しいことではありません。そういった場合、弊社のような専門業者でデータを取り戻すことが出来る可能性は十分にあります。ただ、たくさんの個人情報が保存されたメディアを、見ず知らずの会社に預けることに不安や抵抗を感じる方も少なくないでしょう。

弊社では、情報セキュリティマネジメントの世界規格である「ISO27001」と、個人情報保護の体制を整備している事業者を認定する制度「プライバシーマーク」の認定を取得しています。
iso27001

プライバシーマーク認定取得
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お客様の大事な個人情報を厳正に管理して取り扱う体制を整えておりますので、万が一の際も安心してご利用いただけます。これまでにご依頼いただいたお客さまからのお声もご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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