CFexpressカードをご存じですか?CFexpressカードは、Compact Flash Associationが新しく提唱した、大容量で高速転送が可能な次世代メモリカードでコンパクトフラッシュ(CFカード)の後継機にあたります。
 CFexpress

Compact Flash Associationでは、CFカードの後継機として、XQDやCFastという2種類の規格を策定し、すでに市場にも出回っています。CFexpressはこれを統合して新しく策定したメモリカードです。2017年にCFexpress1.0の仕様は策定済みでしたが、製品は発売されず、2019年に改めてCFexpress2.0の仕様が発表されました。今後はCFexpress2.0規格に基づいた製品が発売される見通しです。

CFexpressカードにはType A,B,Cと3種類の形状があり、Type AはSDカードよりも小さな形状、Type BはXQDカードと同じ形状、Type Cは名刺サイズほどの大きさで、形状の違いにともない転送速度に違いがあります。
Type Bは XQDと形状が同じで互換性もあります。XQDカードは一部のデジタル一眼レフカメラなどで採用されていて、ファームウェアアップデートでCFexpressに対応すると既に発表しているメーカーもあります。

デジカメの高画質化が進みRAW画像では1ファイル100MBを超えるものも登場しています。撮影機器も高性能になり高速で連写が出来るもの、4K画質の動画が撮影できるものも増えてきています。転送速度が遅い記録メディアでは大容量のデータの保存に失敗してしまう問題がありますが、転送速度が高速になったCFexpressカードではそういう問題もなくなってくるのではないでしょうか。
データレスキューセンターでは、従来のメモリカードはもちろん、次々に発表される新しいメディアにも対応しております。万が一の場合は弊社にご相談ください。

■SDカードの復旧事例
■対応メディア