USB3.0の規格が発表され約6年経過し、早くもUSB4の規格の概要が発表されました。
新しい規格ですが、接続端子はUSB3.2・USB2.0・Thunderbolt 3と互換性を維持します。
USB3シリーズは、USB3.0・USB3.1・USB3.2と規格が新しくなるたびに、1つ前の規格より最大転送速度が2倍になっており、USB4でも同様にUSB3.2の2倍となる最大40Gbpsのデータ転送が可能になる予定です。
なお、USB3.2の最大速度となる「SuperSpeed USB 20Gbps」は2017年7月には規格が作られましたが、2019年5月時点では対応する機器やPCが存在していません。その次のUSB4も、規格ができてから最大転送速度が実際に利用できるようになるまで時間がかかりそうです。
また、一般的なHDDの読み書き速度よりもUSB3.2の転送速度のほうが速いので、USB3.2以降の転送速度を最大限活用する場合には、HDDよりも速度が速いSSDやRAID0タイプの外付けHDDなどが最適となりそうです。
SSDの価格は同容量で比べるとHDDのほうがまだ安いですが、年々価格が下がってきているため、読み書き速度を重視する場合には、外付けSSDの導入を検討されるのもよいのではないでしょうか。
弊社では、RAIDタイプの外付けHDD・外付けSSDからのデータの取り出しに対応しており、万が一障害は起きてしまった際には、ぜひ弊社サービスの利用をご検討いただければ幸いです。
・データ復旧事例 SSD(Solid State Drive)
・データ復旧事例 RAID0、RAID1、RAID5