最近では「あおり運転」による死亡事故などがメディアで取り上げられることが多く、その際にドライブレコーダーの記録映像などをみられた方も多いのではないでしょうか。
ドライブレコーダーは記録メディアとしてSDカードやmicroSDカードを使用しますが、「事故直後の映像が取れてなかった」や「認識しなくなった」などのご相談をうけることがあります。


ドライブレコーダーは、常時運転中の映像を記録していくため、運転する時間が長いほど書き込み回数が増加し、カードへの負荷も高くなります。また、SDカードやmicroSDカードは書き込み回数がある消耗品のため、長年ご利用されていると故障する可能性も高くなります。とくに夏場に屋外に駐車しているとドライブレコーダー自体が高温になりやすく、故障率が上がる一因ともなっています。
最初のころはきちんと記録されていても、正常に認識されなくなり、肝心の事故のときに映像が記録されていなかったというケースもあります。
ドライブレコーダーでご利用されるSDカードやmicroSDカードは、定期的にフォーマットを行い正しく認識していることを確認するようにしましょう。また、長くご利用されている場合は、新しいカードに交換するようにしましょう。ドライブレコーダー用として販売されている高信頼モデルのSDカードを使用するのもおすすめです。通常のカードよりも価格は高くなりますが、繰り返し記録に強いタイプの記録チップが使用されています。
万が一、ドライブレコーダーで利用されているSDカードやmicroSDカードで認識しなくなったなどの障害が起きた場合は、データレスキューセンターで復旧できる可能性はありますので、まずはお気軽にご相談ください。
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