SDカードでよくお問い合わせのある障害状況や、その障害を防ぐためのちょっとした対策をご紹介いたしますので、参考としていただけましたら幸いです。


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・間違って削除した、フォーマットした。
「不要な写真を削除しようとして間違って全部削除した」「バックアップする前にフォーマットした」などのお問合せは非常に多いです。
削除やフォーマットをする前に、データのバックアップがあるか確認してから行いましょう。また、バックアップを一か所だけにしておくと、そのメディアが壊れるとバックアップもなくなってしまうので、二か所以上にバックアップすることをお勧めいたします。

・突然に認識しなくなった。
「データがありませんと表示された」「パソコンに差し込んだらSDカードを認識しない」などの問合せもよくあります。
メモリーカードはちょっとした圧力や摩擦などでメディアが破損したり、電流の問題で基板やチップが破損したりします。カメラで撮影中に壊れる事もありますので、撮り終わったらすぐにバックアップすることを心がけましょう。

・水没してしまった。
「カメラを川や海に落とした」「防水カメラのカバーが空いていて浸水した」というお問い合わせをいただくこともあります。
浸水によりショートしてメディアが完全に壊れてしまう事もありますので、水没はとくに危険です。水辺でのご使用時にはストラップ等を手にかけて水の中に落とさないようにしておきましょう。また、防水仕様であることを過信せずにご使用ください。

・子供やペットが口に入れた、噛んでしまった。
メモリーカードを口に入れてしまう、噛まれてしまうということもあります。とくに噛んでしまった場合は、基板やチップの破損が発生しますので、注意が必要です。
床や低い棚など子供の手の届きやすい所に置かない、カメラから出して保管する時は子供が開けにくい構造のケースに入れるなど、保管方法にご注意ください。

データレスキューセンターでは、上記のような障害の発生したものからでも、復旧の事例は多数ございますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。

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