長年、パソコンの補助記憶装置として用いられてきた外付けHDDですが、近年ではテレビやブルーレイレコーダーの増設用ドライブとしても用いられるようになりました。
最近発売されている外付けHDDには、パソコン・テレビのどちらでも利用が可能なことをうたい文句として発売されているモデルも存在します。


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ここで注意が必要なのは、パソコンとテレビのデータは共存できないという点です。
「パソコン・テレビのどちらでも利用が可能」というのは、機械的にパソコンとテレビの両方に適合するという意味であって、「パソコンとテレビのデータを同時に保存できる」というわけではないということです。

理由としてはHDDのフォーマット形式がパソコン・テレビの双方で異なることが挙げられます。パソコンだとWindowsではFAT32やNTFSと呼ばれるパソコン用のフォーマット形式でデータが記録されますが、テレビではテレビ専用の特殊なフォーマット形式でデータを記録します。

市販されている外付けHDDはパソコンですぐ使用できるようにFAT32やNTFSでフォーマットした状態で販売されていますが、テレビで使用する場合は初回接続時にテレビ用にフォーマットをし直す必要があります。
つまり、パソコン・テレビの双方でファイルの保存形式の互換性が全くないためデータの共存ができず、テレビに接続して録画用に設定した時点でパソコンのデータは消えてしまいます。
実際にそのようなケースで、データ復旧をご依頼される方も増えてきています。

そのような、テレビ用にフォーマットしてしまったものであっても、その後にテレビ番組を大量に録画している状況でなければ、以前のパソコンデータの復旧の可能性は十分あります。
万一、誤ってテレビでフォーマットしてしまった場合は、お気軽にご相談ください。

■HDDからの復旧事例