オンラインストレージサービスは、サーバ上にデータを保存できるサービスです。「ストレージ」とは「記憶装置」の意味で、ネット上にあるハードディスクを間借りするサービスと考えると分かりやすいでしょう。スマートフォンやタブレットで撮影した写真のバックアップなどに大変便利です。


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一般的な使用方法であれば数GB分の容量があれば十分で、無料のサービスでも容量不足を感じることは少ないですが、大容量のデータ領域が欲しい場合は、有料のオプションを付けて数百GB、数TBの容量を確保することも可能です。

一部のサービスでは、比較的安価な料金で、容量無制限のオンラインストレージを提供しています。
インターネット経由でデータの読み書きを行うので、数十TBなどの大容量を使うことは現実的ではなく、そもそも、それほどの大容量のデータを保有しているユーザも少ないので無制限といっても実際にはそれほど使われないだろうという考えで無制限プランを用意していたようです。

しかし、高速インターネットが一般家庭にも普及し、デジカメのRAWデータやテレビの録画、4K動画撮影など大容量のデータ領域を使う用途が増えていくにしたがって、サービス提供側が想定していないデータ量をアップロードするユーザが現れ始めました。ごく一部のヘビーユーザによってコスト増となり、容量無制限のプランを停止するサービスが続出する結果となりました。
具体的には、Evernoteが始めた無制限プランはたった4か月で終了、Yahoo!ボックスも9か月で無制限プランの募集を中止しています。マイクロソフトのOneDriveも容量無制限サービス開始1年ほどで上限1TBに変更しています。
また、オンラインストレージサービスが乱立した結果、サービス自体を終了したものもあります。

大変便利なオンラインストレージサービスですが、事業者の都合で内容の変更やサービス終了が起こりうることは想定して利用したほうが良いでしょう。万が一の場合に備えて、オンラインストレージにだけに依存せず、自宅にNASなどを導入するのがお勧めです。データを二重に持っておけば、NASが壊れた場合でも、オンラインストレージが突然使えなくなっても安心です。

クラウドストレージのメリットと注意点
https://www.rescue-center.jp/elementary/vol42.html
NASについて