「パソコンからデータを誤って消してしまった」あるいは「気づかないうちに勝手にデータがなくなっていた」というときに、システムの復元を試したという事例があります。
結果からいえば、システムの復元を行ったとしても消えてしまったデータが戻ってくるわけではありません。そもそもシステムの復元とはどういうものなのでしょうか?


aaa
 
システムの復元とはそもそもWindowsに備わっている機能で、パソコンに新しいソフトや更新プログラムをインストールして不具合が生じた際に、ソフトや更新プログラムをインストールする前の状態に戻す仕組みです。
 
復元される対象が「消えたデータ」ではなく、「プログラム」や「OS」であるため、システムの復元を行っても消えたデータが戻らないわけです。
 
また、システムの復元でトラブル発生前の状況に戻すときに、システムファイルを書き戻してしまうため、その影響で消えたデータの痕跡がシステムファイルによって上書きされてしまい、復旧できなくなる可能性があります。
つまり、データ復旧という面においては、システムの復元は全く役に立たないどころか、「百害あって一利なし」ということになります。
ひいては、システムの復元を行うことにより、パソコン自体が起動できなくなってしまうケースもあります。
 
このようなこともあり、安易にシステムの復元を行うことは推奨できないと言えます。
 
パソコンからデータを消した、あるいは勝手にデータがなくなってしまったという場合は、すぐにパソコンのご使用を中止して、弊社までご相談ください。
 
■データの復旧率を下げない為の10のルール
■個人でデータ復旧を行う場合の危険性
■初心者窓口 よくあるトラブル事例