CFastカードをご存知ですか?XQDカードと同じ次世代メモリーカードの一つで、高画質化が進んでいる4K動画や画像などの大容量のデータも高速に保存ができます。
キャプチャ


CFastカードは、CompactFlash Associationが提唱したメモリーカード規格でコンパクトフラッシュの後継機にあたります。コンパクトフラッシュはデジタル一眼レフカメラなどで使用されている方が多いと思いますが、2010年11月に最後の規格が発表されてからは進化をしていませんでした。

CFastカードの形状はコンパクトフラッシュと外見はほぼ同じですが、端子部分の形状が異なるため、互換性はありません。インターフェースがパラレルATAからシリアルATAに変わったことでデータの高速転送が可能になりました。現在主流のCFast2.0規格のカードは、最速のコンパクトフラッシュカードの実に3倍の転送速度となります。
また、端子形状が変わったため、間違って接続してしまう心配もなく、ピン曲りなどのトラブルもなくなります。

以前はSDカードよりもコンパクトフラッシュが、容量が大きく、読み書き速度が速かったものの、現在ではSDXCカードの登場で、大容量化・高速化が進み、コンパクトフラッシュとの差もなくなっていました。
さらに、録画時間当たりのデータ容量が大きい4K動画に対応したカメラが登場したことで、コンパクトフラッシュの転送速度がボトルネックになり、CFastカードのような4K動画の書き込みにも耐えられる高性能のメモリーカードが求められるようになりました。

現在、CFastカードに対応する機器は、プロ用のデジタルビデオカメラや一眼レフカメラに限られますが、映像の高画質化が進めば、データ量は増え高速転送が可能なメモリーカードは必要となってくるので、対応機器も増えていくと思われます。

データレスキューセンターでは、もちろんCFastカードのデータ復旧にも対応しておりますので、万が一の場合は弊社にご相談ください。

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