パソコンを安全に使用するためには、常に最新のOSやソフトを導入することが重要です。しかし、特定の業界向けの専用ソフトや独自に開発したソフトなどでは、更新が終了して代わりのソフトがないまま何年も使い続けるようなこともあります。

古いソフトの場合、新しいOSに対応せず古いOSのまま動かす必要があります。そして、古いOSは最新のハードウェアに対応していなくて、中古のコンピュータを探さなければいけなくなることもあります。

そういった問題の解消にはOSの仮想化という技術が役にたちます。通常はハードウェアの上にOSがあり、その上にアプリケーションが動作しますが、仮想化技術を使うと、ホストOSに仮想化ソフトが入り、その中でゲストOSが動作するようになります。OSの上にさらにOSが入る形です。

実際のハードウェアではなく、疑似的に再現された仮想環境の上にゲストOSがインストールされるため、ゲストOSとハードウェアの相性を気にする必要がなくなり、古いOSや古いソフトも問題なく動作します。

また、1台のホストOS上に複数種類のゲストOSをインストールすることも可能なので、様々なソフトを1台のコンピュータで扱うということもできます。たとえば、MacOSに「VMware」や「Parallels Desktop」などの仮想化ソフトをインストールするとiMacやMacbookでもWindowsのOSとソフトを動かすことができます。

実際のところ、仮想化技術は、デスクトップPCよりもサーバーで利用されることが多いです。通常、サーバーとして使うコンピュータは、複数のソフトを動かしたときのトラブルを回避するために、1台に対して一つの機能に限定することが多く、あまり高い性能を求めない場合でも1台まるごとのコストがかかってしまいます。そこで、多くのサーバーを仮想化して1台のコンピュータにまとめることが良く行われます。仮想化していれば、サーバーを追加したり、メモリの割り当てを多くしたりすることが簡単にできるようになります。また、1台の仮想サーバーが故障したとしても、同じホストOSに入っている他の仮想サーバーには影響が出ないというメリットもあります。

データレスキューセンターは仮想サーバーの記憶領域である、仮想ハードディスクのデータ復旧にも対応しておりますので、突然仮想サーバーが起動しなくなったりするトラブルに見舞われたときでも、お気軽にご相談ください。
■RAID/サーバーの復旧事例