2007年発売のWindows Vistaの延長サポートが2017/4/11で終了しましたが、使用率の高かったWindows XPのサポート終了と比べると混乱は少ないようです。では他のWindowsはどうでしょうか。
Vistaの次にリリースされたOSはWindows7で2009年の発売でした。
Windows 7と比べて、前後のWindows VistaとWindows 8の評判があまり良くなかったという背景もあり、Windows VistaのPCをWindows 7にアップグレードしたり、Windows 8をダウングレードしたりして導入されることが多く、使用率の高いOSとなっています。
Windows 7の延長サポートはサービスパック適用済みであれば2020年1月14日までとなっています。
あと3年でサポート終了となりますがこちらはXPのサポート終了と同じような混乱が生じる可能性がありそうです。
Windows 8は2012年発売でサポートは2023年1月10日までとなっていますがシェアは低いのであまり大きな問題にならない可能性が高いと思われます。
いま新しいPCを購入すると搭載されているCPUの大半がWindows10のみの対応となり、Windows 7や8はサポートの対象外となります。使用しているソフトの都合で以前のバージョンのWindows 7や8が必要な場合は、OSのインストール自体は可能ですがサポート期限が短くなるので注意が必要です。Windows 10のまま使用すれば、2025年まではサポートが受けられます。
macOSはほぼ1年おきに新しいバージョンのOSが出ますが、重大なセキュリティリスクへの対応は2世代前のバージョンまでとなります。そのため、OSをアップグレードしない場合のサポート期間は実質2年~3年程となります。
新しいバージョンのOSが発表される度に、対応するハードウェアも発表され古いハードウェアが非対応となります。最新のmacOS Sierraは2009~2010年ごろに発売されたMac本体でもインストール可能なので、OSのサポート期限とあわせると、本体の発売からおおむね10年程度はサポートされることになります。
サポート期限がくる前にPCを買い替えたりOSを入れ替えたりすることも重要ですが、その前にバックアップを取ってから行うようにしましょう。
OSアップデートやPC買い替えの際のトラブルでデータ取り出しが必要な場合は弊社にご相談ください。
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