偽物といえば、バッグや財布、腕時計などのブランド品が連想されますが、SDカードやUSBメモリなどの記録メディアの世界でも偽物が出回っています。
実際に弊社でも過去に偽物の疑いのあるメディアの調査依頼がありました。

記録メディアの偽物の特徴は、記録メディア自体の容量を実際よりも大きく見せかける点です。128GBのSDカードとして販売されているのに、実際は8GBの記録チップを搭載していて接続した機器からは128GBに見えるように細工するといった手法が使われています。
8GBのチップしか搭載されていないので、8GB以上のデータを書き込もうとするとデータを書き込む先が存在せず、そのデータは失われてしまいます。そもそもデータが書き込まれていないためデータを復旧することもできません。

ほとんどの偽物は、正規品との区別が難しくなっていますが、規格上存在しない128GBのSDHCカードなど、明らかに偽物と分かるものも販売されています。SDHC規格は32GBまでしか存在せず、64GB以上のカードはSDXCカードなので、容量の表記を書き換えていることが分かります。他にも、メーカー名が記載されていない、パッケージの印刷が荒いなど、明らかに偽物であることが分かる商品もあります。

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偽物を販売する側は、低コストで製造した容量偽装メモリを比較的安価に販売することで利益を得ているので、それほど高価ではない16GBや32GBのメディアで偽装をすることはありません。また、偽物を販売する行為は犯罪なので、身元を特定されづらいネットオークションやフリマアプリで販売することが多いようです。つまり、大容量のメディアは販売者が信頼できるサイトで購入すれば、偽物をつかまされる可能性は非常に低くなります。

また、正しい容量の正規品であっても突然一部のデータが参照出来なくなるというトラブルはおきますので、容量偽装によるトラブルなのか、他の原因によるトラブルであるかは障害が発生した段階では簡単に切り分けが出来ないのが実情です。
データレスキューセンターでは一部のデータが参照出来なくなるというトラブルでも対応が可能です。このような症状に見舞われた場合はお気軽にご相談ください。

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