クリスマスや忘年会、お正月など年末年始にかけて、デジタルカメラやビデオカメラなどで撮影する機会も多いのではないでしょうか。
以前のデジタルカメラは、機種やメーカーによって、多数の記録メディアが使用されていました。xDピクチャーカード、スマートメディア、メモリースティック、コンパクトフラッシュなどがありましたが、現在ではほとんどの機種でSDカードが採用されています。
記録メディアの主流は、ほぼSDカードに統一されていますが、デジタルカメラやビデオカメラがより高画質化、高解像度化していくなかで、より大容量かつ高速化された次世代カードが登場してきました。
次世代カードであるXQDカードとCFastカードは、現在発売されているSDカードよりも大容量でデータの転送速度も高速なため、一部の高性能なデジタルカメラや4K対応のビデオカメラなどに採用されはじめました。しかし、どちらのカードもSDカードより高価で使用する機種も高性能な一部機種に限られており一般的に普及しているとまではいえません。
以前のように次世代カードも規格が乱立されるかと思われましたが、XQDカードとCFastカードを統合する「CFExpress」カードの規格の仕様が発表されました。
「CFExpresss」カードは、XQDカードとCFastカードの後継となる規格として制定されており、転送速度、容量ともに向上しています。
一方、SDカード陣営も8K映像にも対応する高速転送の「SD Express」と128TBの最大容量を持つ「SDUC」の2つの仕様を含んだ新規格「SD7.0」を発表しています。
SDアソシエーション SD標準規格の紹介
最近では、本体に容量の大きなSSDを搭載してメモリーカードスロットを持たないカメラも登場しています。カードリーダ部分が転送速度のボトルネックになっていて、PCやスマホへの転送はWi-Fiで十分な速度が出る現状を考えると、メモリーカードから離れるのは合理的な判断かもしれません。
データレスキューセンターでは、いまではあまりに見る機会のないメディアや最新の記録メディアまで多数の媒体からのデータ復旧を行っております。
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