2020年1月14日に、マイクロソフトによるWindows7のサポートが終了し、Windows7の脆弱性(システム上の欠陥)が新たに発見された場合でも対応されなくなります。

キャプチャ

https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10-portal/eos.aspx

サポート終了で一番困るのはセキュリティ更新プログラムの提供がなくなる点です。
セキュリティ更新プログラムは、不具合やセキュリティの脆弱性を修正するためのプログラムです。セキュリティ更新プログラムを適用することで、マルウェアや未知のウイルスなどによる被害を防ぎ、パソコンを安全・快適に利用できます。この更新がなくなると、OSは様々な脅威にさらされることになります。

2014年にWindows XPのサポート終了の際は、OSのアップグレードやPCの買い替えに伴うトラブルが発生し大きな話題となりました。
マイクロソフトのページでも記載されているように、あらかじめ準備しておくことでトラブルを回避できます。
使用しているソフトや周辺機器が新しいOSにも対応しているか確認しましょう。古い周辺機器やソフトの場合はWindows7までの対応となっているものもあります。
パソコン本体を買い替える場合は、しばらくは以前のパソコンも併用しながら動作確認をすることで、スムーズな環境変更が可能です。仮に、新しい環境で動作しない周辺機器があった場合でも新しい周辺機器を調達するまでの間は以前のパソコンで対処できます。
本体を買い替えずにOSをアップグレードする際にOSが起動しなくなる、データが消えてしまうなどのトラブルが発生するリスクがありますので、アップグレード前にバックアップを忘れずに行って下さい。
弊社サイトでもバックアップに関してのご案内がありますので、ご参照ください。

■データバックアップ入門
https://www.rescue-center.jp/primer/

ちなみに、OSと同様に、ブラウザのインターネットエクスプローラ(IE)もサポート期限があります。Windows 10上のIE11のサポート期限は2025年10月15日となっています。利用者はEdgeやChromeなど他のブラウザへの乗り換えが必要となりますが、現在IE用の仕様になっているサイトは正常に表示されなくなる可能性があります。

データレスキューセンターでは、OSのアップグレード時に消えてしまったデータの復旧にも対応しておりますので、変更時のトラブルの際は、お気軽にお問い合わせください。