特定用途向けのSSDがあるのはご存じでしょうか。
SSDは年々容量が増加傾向にあり、業務用のモデルでは、最大容量のハードディスクの数倍の容量を持つものが存在します。データセンターは多数のコンピュータが密集している環境なので、少しでも省電力で、省スペースで、大容量のメディアが求められており、SSDの普及は飛躍的に増えていくと思われます。
一方、ディスクへの読み書き時のアクセス速度が求められる環境向けのSSDとして、これまで以上にアクセス速度を追及したモデルが発売される見込みとなっています。こちらはハードディスクで用いられてきたSATA接続ではなく、PCI-Express接続タイプでビッグデータ解析や科学技術計算用向けに適しています。また、従来1つだった制御コントローラーを複数搭載することにより、アクセス速度を4倍以上に引き上げることが可能になるようです。
映像コンテンツは高解像度化(4K・8K映像)が進んでおり、いずれハードディスクでの録画ではアクセス速度や容量の面で対応できなくなると予想されています。まだ先の話ですが、4K・8K放送が一般的になると、それらの番組を同時に複数録画可能な高性能なSSDなどが発売され、ハードディスク以上に普及するかもしれません。
ただし、データセンター向けのSSDや高性能なSSDであってもいずれ故障してしまう可能性はあります。
弊社では著作権保護されたテレビ番組のデータ復旧は対応しておりませんが、SSD、SAS接続のメディア、PCI-Express接続のメディアでも対応可能ですので、万が一の場合はお気軽にお問合せください。
データ復旧事例 SSD(Solid State Drive)
メディア解説 SSDについて
2007年発売のWindows Vistaの延長サポートが2017/4/11で終了しましたが、使用率の高かったWindows XPのサポート終了と比べると混乱は少ないようです。では他のWindowsはどうでしょうか。
Vistaの次にリリースされたOSはWindows7で2009年の発売でした。
Windows 7と比べて、前後のWindows VistaとWindows 8の評判があまり良くなかったという背景もあり、Windows VistaのPCをWindows 7にアップグレードしたり、Windows 8をダウングレードしたりして導入されることが多く、使用率の高いOSとなっています。
Windows 7の延長サポートはサービスパック適用済みであれば2020年1月14日までとなっています。
あと3年でサポート終了となりますがこちらはXPのサポート終了と同じような混乱が生じる可能性がありそうです。
Windows 8は2012年発売でサポートは2023年1月10日までとなっていますがシェアは低いのであまり大きな問題にならない可能性が高いと思われます。
いま新しいPCを購入すると搭載されているCPUの大半がWindows10のみの対応となり、Windows 7や8はサポートの対象外となります。使用しているソフトの都合で以前のバージョンのWindows 7や8が必要な場合は、OSのインストール自体は可能ですがサポート期限が短くなるので注意が必要です。Windows 10のまま使用すれば、2025年まではサポートが受けられます。
macOSはほぼ1年おきに新しいバージョンのOSが出ますが、重大なセキュリティリスクへの対応は2世代前のバージョンまでとなります。そのため、OSをアップグレードしない場合のサポート期間は実質2年~3年程となります。
新しいバージョンのOSが発表される度に、対応するハードウェアも発表され古いハードウェアが非対応となります。最新のmacOS Sierraは2009~2010年ごろに発売されたMac本体でもインストール可能なので、OSのサポート期限とあわせると、本体の発売からおおむね10年程度はサポートされることになります。
サポート期限がくる前にPCを買い替えたりOSを入れ替えたりすることも重要ですが、その前にバックアップを取ってから行うようにしましょう。
OSアップデートやPC買い替えの際のトラブルでデータ取り出しが必要な場合は弊社にご相談ください。
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