データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

よくある障害事例

普段使っているデジタルメディアですが、何気なく使っているうちに力加減を誤って破損させてしまうケースがあります。今回はメディアごとによくみられる障害例をみてみましょう。

まず、SDカードなどのメモリーカードよくありがちなのが、パソコンにデータを取り込もうとしてメモリカードリーダーに挿入した際に外装を破損させてしまうケースです。
特に、スマートフォンで使用されるmicroSDカードは、カードを電話機本体から抜き挿しする際に、カード自体が折れたりヒビが入ってしまったりするケースも多くみられます。
microSDカードは外装が記録チップと一体化した構造のため、カードに外傷が入った時点で復旧が出来なくなってしまいます。

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次に、USBメモリではパソコン挿入中にものがぶつかったりして、USB端子が損傷してしまい、認識しなくなるケースが多いです。対策としては、パソコンでデータを編集する際には内蔵HDD上で行い、データを持ち運ぶ時だけUSBメモリを差し込んでコピーすると良いでしょう。
USB端子に損傷があっても、基板内部の記録チップが無事であれば復旧の可能性は十分あります。

一見頑丈そうに見える外付けHDDも手荒な取り扱いで破損するケースが増えてきています。
特にUSB3.0対応のポータブルHDDで多くみられますが、ケース側のUSBケーブルの差込口が基板から外れてパソコンに接続できなくなるケースが増えてきています。
ケーブルの抜き差しは力任せに行うのではなく、やさしく取り扱うことが重要といえます。

デジタルメディアはかなりデリケートなものですので、取り扱う際は細心の注意を払い、丁寧に取り扱うことがデータを損失するリスクを低減させる近道といえるでしょう。

しかしながら丁寧な取り扱いを行っても、不幸にして障害が発生してしまうことも十分にあり得ます。前述したメモリーカードの外装破損や外付けHDDの基板破損などの症例や、意図せぬ状況で発生した障害でもデータレスキューセンターでは対応可能でございますので、お困りの節はお気軽にご相談ください。
■データ保護ノススメ

モノのインターネット、IoT

最近、ニュースなどでIoT(Internet of Things)という用語を耳にします。これは、直訳すると「モノのインターネット」で、今まではインターネットをパソコンなどの情報端末だけが使っていたのを、情報端末以外のあらゆる”モノ”もインターネットに繋げる技術のことを指します。
モノをインターネットに繋ぐと、遠く離れていても状況を把握し、操作することが可能となります。これは、すでに一部の家電製品などで取り入れられています。


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カギをインターネットに繋ぐ「スマートロック」もIoTならではのサービスでしょう。
スマートホンの位置情報と連動して家を出たら自動的にカギをかけたり、ほかの人のスマートホンに開錠の権限を一時的に与えたりすることもできます。本物のカギと違って、カギを渡しても合鍵を作られる心配がなく、施錠と開錠の履歴も見ることができます。清掃業者や家政婦のサービスとあわせて導入されているそうです。
http://www.gojiaccess.com/

単純に離れた"モノ"の状態を知るだけでも面白いサービスがあります。
「ねこったー(猫ツイッター)」は猫の首輪に取り付けた機械がインターネットに繋がり、Twitterに猫の状態を投稿するシステムです。猫が(厳密にはプログラムが)「寝てるニャン」などとツイートしてくれます。

他にヘルスケア関連では、体重計、歩行計、血圧計などの計測器が診断したデータをスマホ一台で管理するサービスはすでに普及しつつあります。さらに一歩進んで、測定した情報を病院に送って健康チェックを受けたり、匿名で集めた情報を集計・分析することで、より広域的な健康保険システムとして活用したりすることも検証されています。

もちろん便利なだけではありません。アメリカのとある州の信号機システムは、ノートPC一台で簡単にアクセスできるほど、セキュリティ管理が甘かったというレポートがあるなど、セキュリティへの意識向上は今まで以上に必要となってくるのでしょう。

こういったパソコン以外の特殊な機器でも、データが読めなくなった際には弊社でのデータ復旧が可能なものもあります。万が一の場合は、すぐにあきらめずに一度お問い合わせください。ただ、一般的にこういった機器の多くは、データをネットワーク経由でサーバに保管することが多いため復旧自体が不要な場合もあります。

デジカメで保存できるRAW画像

最近はスマートホンのカメラの画質が向上し、多くの方が写真をスマートホンで撮影されていると思います。それに対し、趣味で写真撮影をされている方はデジタル一眼カメラなどの高級機種で撮影される方が多いです。レンズの性能の差が一番大きな違いですが、デジタル一眼カメラとスマートホンのカメラ機能の違いの一つとして、画像の保存形式があります。デジタルカメラやカメラ機能で撮影したデータは、一般的にはJPEGという形式で保存されますが、高級なカメラではRAW形式でも保存が可能です。

JPEG形式は一般的に普及している画像形式なので、扱いが容易でファイルサイズも小さく、どのような機器でも再生が可能です。
一方、RAW形式はカメラの画像素子から受け取った情報をそのまま記録したもので、画像データとして扱えるようになる前の段階の生の情報の塊です。
料理にたとえるなら、JPEG形式は完成した料理、RAW形式は切りそろえただけの食材のようなものといえます。

メーカーや機種によってカメラが扱うデータ形式が全く異なるので、そのままの状態では画像として表示することができず、メーカーごとに異なる専用のソフトが必要となります。また、1枚あたりのデータ容量もJPEGと比較すると非常に大きくなり、1枚のメモリーカードに収められる枚数が少なくなります。
また、ソフトを持っていない人は画像の表示もできないので、ほかの人にデータを渡したり、ネット上で公開したりするためにはJPEG形式などに変換する必要があります。

このように扱いづらいRAW形式でわざわざ写真を撮影するかというと、RAW形式ではカメラが受取った多彩な色彩や明度の情報をすべて保持できますが、JPEG形式に変換した時点でJPEGの規格を超えた部分の情報がすべて失われてしまうからです。さらにJPEG形式ではデータの圧縮も行われます。そのため、RAW形式だと画像を加工する際に情報が失われませんが、JPEG形式の状態で編集すると、編集のたびに画像が劣化していくことになります。これは、一度出来上がった料理に調味料を加えていくようなものです。


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ただ、RAW形式で撮影したほうが確実に良い写真が撮れるかというと、必ずしもそうではなくて、RAW撮影の場合は、最終的な画像として出力するためには専用のソフトで「現像」という作業が必要となり、手間がかかるうえに撮影技術のほかに現像時のテクニックによって、写真の出来が左右されることになります。また、RAW形式よりも高速に、大量に撮れるJPEG形式で連写したほうが、シャッターチャンスを逃しにくいということもあります。

データレスキューセンターでは一般的なJPEG形式のほかにも、各社のRAW形式にも対応していますので、撮った写真が消えた、メモリーカードが故障したなどお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

アクションカメラの紹介

YouTubeなどに代表される動画投稿サイトが一般的となり、いろいろな映像作品を個人が手軽に制作し公開できるような時代となってきました。
もっと人間の視線に近いダイナミックな映像を撮影できるように小型・軽量で装着して撮影のできるウェアラブルカメラ(アクションカメラ)が近年各社より発売されています。
中でも最近は4K動画まで撮影できるものも登場しています。


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バイクや自転車などの車載動画、ウィンタースポーツや球技などの競技者視点、防水性のあるものを使用しスキューバダイビングなどでの利用、ラジコンや模型に搭載しての撮影など工夫次第でいろいろな映像が撮影できるので人気を博しています。

カメラの性能も向上しており、4Kだけでなく毎秒240コマまでのハイスピード撮影に対応した機種もあります。人間の目で見たとき以上に臨場感のある動画を撮影することも可能となっていて、実際にプロスポーツ選手に装着してもらいプレーした動画が公開され話題になりました。

ただ軽量、小型ゆえに、通常のビデオカメラと比べて画質が悪かったり、バッテリーが長時間持たなかったりという弱点もあります。
しかしながら今後は市場の盛り上がりもあり、通常のビデオカメラ並みの性能を持った機種も登場してくることが予想されます。更に面白い映像を工夫次第で撮影できるようになっていくことでしょう。

弊社でも小型カメラで撮影した動画の復旧依頼が増えています。こういったカメラで撮影されたデータは特殊な構造をしていることが多く、一般的な復旧ソフトや他の業者などでは復旧ができないこともありますが、弊社で対応できたという実績もございますので万が一の際は、弊社に一度お問い合わせ頂ければと思います。

ドローンが活躍する未来

無人飛行機「ドローン」をご存知ですか?今日、首相官邸の屋上で見つかったニュースで初めて耳にした方もいるかと思います。
ドローンとは、無人の航空機全般を指します。その起源は100年も前にさかのぼり元は軍事目的で利用されてきましたが、一般化も進んでいて、現在は小型化、低価格化により、様々な分野で注目を集めています。

最近では通販会社のAmazonがアメリカでドローンを使った配送サービスをテスト開始しています。実現すれば注文から30分以内で商品が届くというのも可能になるようです。

災害時にもその力は発揮されており、火事や土砂崩れなど人が入れないような過酷な捜索環境でもドローンは活躍しています。
他にもAED搭載の医療用ドローンや、農薬散布などの農業用ドローン、映画やドラマの撮影用のドローンなどもあります。
コンピュータ制御の小形のドローンを使うことで、ワンカットで屋内から雲の上まで映すようなプロモーションビデオも作製されています。

この映像ではドローン自身は写っていませんが、マルチコプターといわれる回転翼が複数付いたドローンで撮影されています。

マルチコプターは値段も手ごろで、安い製品は1万円程度で手に入ります。スマートフォンで操作できるため、高価なリモートコントローラを同梱する必要がなく、低価格化が実現しています。ドローンに搭載されるカメラモジュールやGPS、制御するCPUなどはスマートフォンの技術が応用されていて、スマートフォンの普及がドローンの進化を促したといえそうです。

個人でも気軽に買えるようになりましたが、250m以上の高さでドローンを飛ばすと航空法に触れることになります。250m以下でも、他人の私有地の上空では土地所有権の侵害、公道の上空では道路交通法に違反する可能性があります。現行の法律上では屋内や、自宅の庭、山、川の上などでしか使うことができません。

制限が多く、現在の日本の法律ではドローンを使った宅配は難しそうです。ただ、ドローンの一種である農薬散布用のラジコンヘリコプターについては、航空法の制限の元ですでに広く運用されていて、日本はある意味ドローン先進国だといえます。
より安全性が高まり、法整備が進めばドローンが荷物を届けてくれる日も来るかもしれません。