データ復旧コラム|データレスキューセンター

データレスキューセンターのスタッフによるデータ復旧コラム。PC、HDD、USBメモリ、SDカードの情報を中心としたお役立ち情報をお届けします。

Windowsで許可されていない特殊な文字の取り扱い方

Windowsにはファイル名やフォルダ名に使うことができない特殊な文字や記号が幾つもあります。
Naming Files, Paths, and Namespaces (Windows)
こちらはWindows上での命名規則についてのルールをまとめたページで、様々な禁止事項を説明しています。
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簡単にまとめると
・NTFS上では / ? < > \ : * | " が禁止されており、
・FAT上ではさらに キャレット記号( ^ ) も禁止されます。
・次の文字列がWindows上でシステム予約語に指定されているためファイル・ディレクトリ名には使用できません。com1, com2, com3, com4, com5, com6, com7, com8, com9, lpt1, lpt2, lpt3, lpt4, lpt5, lpt6, lpt7, lpt8, lpt9, con, nul, and prn
Windows上でこれらを作成しようとしてもエラーが出て失敗するようになっています。

また「Do not end a file or directory name with a space or a period. 」(訳:ファイル名またはディレクトリ名をスペースまたはピリオドで終了しないでください)という制限もあります。具体的には「ファイル名.」(※末尾が半角ピリオド)や「ディレクトリ名 」(※末尾が半角スペース)が禁止となっています。例えばWindowsで「ワシントンD.C.」とディレクトリを作成しても、入力完了時には「ワシントンD.C」となります。
これらはWindowsで当初使用されていたFATファイルシステムの制限によるものが由来となっているのですが、Windows上では生成の途中で無視するような処理が強制的に働くようになっており、作りたくても作れないようになっています。

なおMacでは末尾ドットや半角スペースのファイル・ディレクトリも作成が可能です。ただしMacで作成した末尾ドットファイルをWindowsにコピーしても、Windows上では末尾の特殊文字が別の文字に置き換えられるようになっています。末尾の特殊文字は別の文字コードに変換するなど、こっそりとルールのすり合わせが行われており、ルールが異なるOS同士でも破綻しないよう工夫されているわけです。
■WindowsとMac間でのデータのやり取り
■文字化けについて

しかしデータ復旧の場においては、必ずしもこの工夫が働くわけではありません。復旧の際に、特殊な方法でデータの書き出しを行うと、Windows上でも末尾にドットや半角スペースのファイルやディレクトリを生成してしまうことがあります。
本来作成できないものを裏技的に作成してしまうと、Windows上では無視される文字列が含まれているため、削除やリネームもできないファイル・ディレクトリがそこに出来てしまい、非常に困ったことになります。

対処方法としては、禁止文字を無視する処理を敢えて動作させないプレフィックスというパス形式がWindowsには用意されているのでそれを利用します。
例えば通常はメモ帳へのパスは次のように表現されますが
C:\Windows\notepad.exe
プレフィックス形式では次のようになります。
\\?\C:\Windows\notepad.exe

この「\\?\」のプレフィックス形式を使用すれば、末尾にドットや半角スペースがついたファイル・ディレクトリでも扱うことができます。
もしデスクトップ上に「filename.」というファイルを作成してしまった場合、それを削除するには下記のコマンドになります。
del \\?\C:\Users\username\Desktop\filename.

■ディレクトリ構造について

データ復旧に限らず、アプリケーションのトラブルなどにより、末尾違反のフォルダ・ディレクトリが作成されてしまった場合には参考にしてください。

■データ復旧事例

NAS(LinkStation/TeraStation)にアクセスできない、つながらない原因と対処方法を掲載しました。

いまさら聞けないパソコン基礎知識に「NAS(LinkStation/TeraStation)にアクセスできない、つながらない原因と対処方法」を掲載しました。

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https://www.rescue-center.jp/elementary/vol62.html

株式会社日野エンジニアリングアネックス様のコメントを掲載しました

「BUFFALO(バッファロー)製RAID構成HDD TeraStation(テラステーション)」のデータ復旧をご依頼いただきました、株式会社日野エンジニアリングアネックス様のコメントを掲載しました。


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https://www.rescue-center.jp/customer/hino.html

記憶メディアの選び方

現在では様々な記録メディアが市場に出回っていますが、使われ方にはそれぞれ向き不向きがあります。それぞれの特徴、メリットとデメリットを簡単にまとめしたので、メディア選びの参考にしてください。

・ハードディスク系(パソコン、外付けHDD、NASなど)
長年大量に利用されているため、信頼度が高く、容量比でのコストが非常に安いというのが大きなメリットです。
読み書きの速度についてはここ数年でSSDなどと比較すると少し遅いと指摘されることもでてきました。広く活用されている割には実は耐用年数はかなり低く、3~5年程度とされています。磁気や振動、熱など弱点も多数あり、その特性上、持ち運びも難しくなります。

大容量のデータの保存に向いていますが、長期保存には向いていません。長期保存の際には、バックアップをどのようにとるかをしっかり考えておく必要があります。
■外付けHDDが認識しない原因と対処方法
■外付けHDDについて
■データバックアップ入門
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・光ディスク系(CD、DVD、Blu-rayなど)
一般の光ディスクだと10年や20年単位の寿命とされていますが、記録層が紫外線などに非常に弱いため、保管状態が悪いと一週間も持たないということもあります。
そのため記録層を特に強化した長期保存用光ディスク「M-DISC」が製品化されています。
■長期保存に適した記録メディア

ただし光ディスク系は全般的に読み書き速度が非常に遅く、また書き換えも結構手間がかかります。使用の際に専用のドライブが必要なこともあり、利便性は高くはありません。
よって長期保存向けのメディアとなりますが、保管方法には十分に気を付ける必要があります。
■経年劣化でCDやDVDが読めなくなる
■光学メディアについて
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・フラッシュメモリ系(USBメモリ、SDカード、microSD、SSDなど)
パソコンや携帯機器などで簡単に接続でき、利便性が高く、振動にも強いため、持ち運びがしやすいです。
ただしある一定の容量を超えるとコストが非常に割高になります。製品寿命としては5~10年程度、長期保存にも向いていません。

以上のことから、ちょっとしたデータの一時保存用に向いています。一時的に保存したデータをハードディスクや光ディスクにバックアップとして移して、常にデータを二重三重に別々に分けて保存しておくのがお勧めの使い方となるでしょう。
■USBメモリが認識しない原因と解決方法
■SDカード/microSDカードが認識しない原因と確認ポイント
■SSDが認識しない原因と対処方法

どのような記録メディアも工業製品である以上、突然何の前触れもなくトラブルに見舞われるリスクを完全に避けることは困難といえます。
日ごろからメディアの取り扱いやバックアップに留意するのはもちろんではありますが、それでもトラブルは突如発生します。お困りの際は、お気軽にご相談ください。

■データ復旧事例
■メディア解説
■データ保護ノススメ

上書きによるデータ消失についてを掲載しました。

いまさら聞けないパソコン基礎知識に「上書きによるデータ消失について」を掲載しました。

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いまさら聞けないパソコン基礎知識